■お知らせ■2009.04.10
復旧したのですが、とんでもない復旧だったことが実際乗車してわかりました!詳しくは
こちらバージョンでご覧くださいませ
■お知らせ■2008.10.15
阿里山鉄道は台風上陸によるがけ崩れ等の災害のため、現在運行を停止しております。修復後の運行開始は2009年1月末以降の予定です。阿里山へ行かれる方は、現場の事前状況チェックをお薦めします。いよいよ山まで出てきたブログネタ。台湾における山の観光地No.1がいきなり登場です(ココ以外に紹介する山は本気の山になっちゃいそうだから一生無理かもだけど(笑)。とりあえず一気に上までは行かず、本日は途中の駅「奮起湖」周辺をご紹介いたします。最近このエリア熱いんですよ。気温じゃないですよ。盛り上がっているって意味。昔は阿里山駅に行くしか観光がなかったのに、この奮起湖周辺にたくさん民宿できてます。なので阿里山駅周辺のホテルの予約が取れなくてもOKなんですよ。しかも民宿の方がサービスいいし、きれいだったりするわけで・・・・(爆)。あんまり日本の方にはなじみのない場所かもしれないのでチョロッとご紹介。
まずは阿里山鉄道に乗車するところから始まります。この切符の手配が日本から来るなどの場合面倒ですよね。今年この阿里山鉄道は民営化されて、以前より予約はしやすくなった。前は某旅行社さんがチケット販売を委託されていたので、そちらに電話などで手配するしかなかったんですけど、今はい・ち・お・うネット予約システムなどもある⇒実際予約したことないけどサイトはこちらでございます。
宏都阿里山 阿里山鉄道全席指定なんでいきなり駅に行って席なかったらOUTですよ。
予約サイト上の「阿里山森林小火車線上售票系統」をクリックすると予約サイトが展開
(ちなみにですが、英文サイト、日文サイトではこの予約バナーでてこないから)
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全力中国語で表示されてますが、大体わかるんじゃないかな?わからなさそうなのは枚数入力するとことだろう。全票=普通の大人料金、半票=12歳以下の子供とかお年寄りとかって種別。ただ145センチ以上の子供は全票にしなきゃならないとか面倒だから中国語わからない人がこのサイトつかって予約するなら面倒だから全部全票にしちゃったほうがいいんじゃない?入力し終わったら「送出」ってキーをクリック
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すると列車番号が表示される。「剩餘可售座位」が残りの席数だから0だったらその列車は予約不可ってことで乗りたい便の左側の空欄をポチっとやって「継続訂購入」クリック
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予約した内容が上段に表示されてる。問題なければ下の姓名、身分証番号(日本人は外籍にポチを入れてパスポート番号を入力)、電話番号(何でもいいでしょ。チェック機能なんかないよきっと)、電子郵件=メールアドレスを入力。
*ちなみに予約内容に間違いがあった場合は前のページもどるしか方法なし。
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ここでは「安全號碼」のところに画面表示されてる英数字を入力して「確認付款」をクリック。おっと、その上に「我已詳閱」のがある。ここにポチと入れないと画面が展開しないようだ。入れてないと注意が出てくる。
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ココまで来るとどうやらカードの支払い決済画面にが出てくる。これ以上はテストは出来ん。
いずれにしても全力中国語でございますので、ほとんどの方使うことが出来ないシステムのようです。
なんだかサイトの利用方法説明ブログみたいになっちまいましたが、必要事項だと思うので我慢して下さい。最後に運行列車の時刻表はこちらにてご確認下さい⇒
時刻表 これ予約システムのTOPページある「班次時刻」ってとこクリックしないと出てこないよ。サイトの通常ページ内にはない!
もうここまで疲れたので鉄道に関する詳細(海抜がどうのとか、スパイラル式がどうのこうのとか)はサイトでチェックして下され。
ちなみに先日大迷惑な動きをかました台風13号のせいで現在奮起湖ー阿里山間は運休中(復旧予定は9月23日らしい)。山頂のご来光専門祝山線はOK。この列車雨にすごく弱いから台風でなくても大雨降っただけでもすぐストップしますのでご注意を。雨だから止まるのではございません。木が倒れたりして線路が使えないから止まるのです。なので一回この手の台風などが来ると復旧までに日本とは比べ物にならないぐらい時間がかかるのです。でも台風来ても嘉義ー奮起湖はすぐOKになるから泊まるなら奮起湖の方がいいんじゃないかな?確実に移動できるから。
さて、ここから通常の観光地紹介に戻りましょ。結構ここまででクタクタなのは確か。阿里山って行きたいって思っても、情報が少ないからみんなも行き難いんだろうなってつくづく思うよ。実際1号も自力で行ったことはない(爆)

これが客車を後押しするディーゼル機関車。

奮起湖までの間に何ヶ所か撮影ポイント有。この場所は、地元の鉄道ファンにこっそり教えてもらった。説明は不可能(笑)。ちなみにですが右の写真は前は客車の方ですよ。ディーゼル機関車が客車を押して前に進んでいるのです。それにしてもこの客車のデザインなんとかならないのかね?せっかくの風情を台無しにするようなカラフルさ。客車は冷房完備ですが、スーツケースなんて持ってこの列車に乗ったら置けるとこないよ。それと・・・この列車かなり細かい振動があって、座ってるとしびれてくる。阿里山までなんと3時間30分も乗らないとダメなのをご存知か??相当きつい。最初は「ウォ~」とか思うけどさ、景色なんて森の中走っているだけでほとんど後半は見えん。スパイラルだの、スイッチバックだの、ループだのフィギアスケートのジャンプの種類みたいな名前の見所は乗車しない状態で見て初めて「ウォ~」って思えるものであって、乗ってたら何にも感動など実はない(爆)。1号は片道で十分。

ここが奮起湖。標高は1400Mぐらいで、9月上旬に行った時は始発の嘉義の気温が32度。ココまで来たら一気に17度。そして写真のような「霧にむせぶ街」状態。まったく気温も、天候も違うのでビックリしちゃうかもです。

とりあえず民営化された証拠を1枚パチリ。それにしても・・・こんな天候だとちょいと怖い。何かが出てきそうな・・・・。忘れてたけど嘉義から奮起湖までは大人一人240NTDです。

この路線の中で、実は一番にぎわっている場所がここ「奮起湖」周辺。
老街と呼ばれる商店街みたいなものがあるのでここをプラプラ歩いていれば

いろんなご当地名物を堪能できます。試食がなかったりもしますが(笑)

そしてこの奮起湖の有名な名物と言えば・・・・

なぜか「駅弁」。種類もかなりある。

まずはこちら。この鉄の弁当箱に入ってるものなどはどこにでもある弁当。これが最もポピュラーな弁当でしょう。みんな入っているものがほとんど一緒なんだよね。日本の駅弁のように種類が豊富だと思ったら大間違い。見た目も中身も基本一緒。だから面白くないんだよねぇ。ちなみに、このタイプの弁当はホームに売りにくるから奮起湖で下車しないで直接阿里山まで行く人も買える(ただ大雨とか台風とかで列車が奮起湖までしか行かない時は販売していないらしい。。鉄の器に入ったやつ=270NTD、普通の箱のやつ=120NTD。ちなみに駅で販売するのは普通の箱のみ。

列車の中で食べるのが駅弁って気がしないでもないんだが、商店街の中で駅弁を販売している店もあり。こっちの方がなぜがバリエーション豊富。

これは子供が喜びそうですなぁ。お持ち帰りが大変そうなので帰り際に買いたい一品(笑)。櫻花火車模型便當=NTD270

これ人の弁当撮ったんじゃないですよ。売り物ですから(笑)さっきの鉄の弁当箱を包んだ状態なだけ。
これらの弁当はこちらのお店でご購入さい。
↓
「阿良鉄支路弁当」
住所 嘉義縣竹崎鄉中和村(奮起湖)117号
電話 05-256-1809
営業時間 07:00-19:30

ネタとしてはこれぐらいしかないので、最後に奮起湖名物をご紹介しましょう。これは「愛玉」の中身。台湾オリジナルデザートとしてご存知の方も多いと思う「愛玉」はここの名物なんです。で、この中身を溶かすとすぐにゼリー状に固まって「愛玉ゼリー」完成。こんなあっという間のお手軽デザートって知ってましたか?(笑)。ここ奮起湖なら出来立てフレッシュ愛玉をご賞味いただく事が出来ますの是非どうぞ。
<コーディネーターのちょっとひと言>阿里山はあんまりロケや取材には正直行かない。理由はリスキーだから。さっきも説明したように台風なんか来たら最低でも1週間は乗れなくなる可能性有。とりあえず嘉義ー奮起湖は何とかなるけど、それ以外乗れないとなるとすべての手配が台無しになる。ってことで怖くて行けないのです(笑)。ただネタとしてはホントいいと思うんですよね。自然が一杯あるし、ご当地名物ネタ(山菜とか高原キャベツとか愛玉とか筍とか・・・)脹らますことも出来る。何より朝のご来光でしょう。今度ご来光ネタも紹介しますが、祝山まで行かなくても実際ご来光を見れるスポットはこの奮起湖周辺にもあるからここでも見ることは出来る。そうそう、夏には蛍も見れるんですよ!ネタはタップリ。さて最後に裏ネタ1つ。この奮起湖、名前に「湖」が付いているわけだから当然湖あるって思うでしょ?実はない(笑)。どうやら森のかなに入って歩くと雲海が見えるらしい。その雲海が光に当たり水のように見えて、それが湖みたいだからってことで奮起湖って地名が付いたんだって。100×ヘェ~。そして1号が個人的に行って見たいと思っている民宿もこちらにございます。すごい混んでて予約がホント難しい。なのでロケモ取材もいっつも出来ない(涙)。これじゃ⇒
緩慢民宿 サイトのトップページに書いてある中国語の意味=「急がないで、ゆっくりしようよ」。いきたくてもいつも予約取れないんですけど!早く伺いたいのですが・・・・。ここ台北にあるSPA
「肯園」と技術提携してるから腕は確かだと思うんだよね。何かこんなとこでボーっとしながらマッサージを受けて散歩とかかましたいと思う今日この頃。なんか・・・疲れきっているのだろうか?(汗)
お薦め度★★★★★(台湾の旅上級編的な場所ですが、ワイワイガヤガヤしていない台湾ってのもあるんですよ)
のんびり度★★★★★(さっきの民宿のコピーじゃないけど、ここにいる時は「急がないでゆっくりしようよ」出来る)
(担当特派員:TOP1号)
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