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ローカル鉄道の旅「集集線/車埕駅~集集駅編」

前回は始発駅までしかお伝えしておりませんでしたので、本格的に集集線沿線を旅してみましょう。
一気に飛んで終点からスタート

終点「車埕」 駅舎はこんな感じ ホームでは
こちらが終点「車埕」。二水から45分ぐらいで到着します。ココに到着した時頼んでもいないのに、この集集線がなぜ建設されたのか?などの豆知識を中国語で10分ぐらい語られて大変だった。簡単に言えばここは水力発電用のダムを建設する資材を運ぶ為に作られた路線。本当はこの終点の先にも駅があってそこまで資材を運んでいた。今ダムはあるんだけど、そのダムで生まれる電力は台湾の70%??(忘れたけどそんなに~??っていうような数字だった)だということです。ぶっちゃけそんなに語る必要ありなネタなのか?と聞きながら思っていたが止めようがないので思う存分語らせた。でも頭に残っているのはこんだけ・・・。ごめんなさい。

しかしこの看板に書いてあるローマ字をそのまま読むと「チェチェン」としか読めないよ(笑)。別の国みたい。

木桶に入った お弁当販売中
この駅の最も有名なものは「駅弁」木桶に入って販売されるこの弁当が人気でみんな買うって聞いていて、駅にないって話だったのになぜか駅で販売中。よーく見てみると1号が聞いていた店ではなくなんたら発展協会という機関が人気の駅弁をパクッて販売中。元々人気の店は一般小売店。この協会はこの駅で物を販売する権利を有する公的機関。だから人気の駅弁をパクリ来た人が皆勘違いの嵐で買うようにしている。こういうえげつないことが出来るのも台湾風。

ホントの老舗への道筋
昔から紹介されていた木桶の駅弁は駅では買えないので駅からちょっと歩いてください。

外観 店内
徒歩3分で到着。

排骨飯+180NTDの一番安い桶
これが元祖木桶の駅弁。
店名:車埕小飯店(駅弁) 営業時間:08:30-18:00
終点の駅でしか売ってないから帰りに電車乗るときに食べるように買うしかない。店の人はここで食えっていうけど・・・。弁当買って店で食うって意味ないじゃん(笑)。

桶もいろいろ 中味もいろいろ
ここの弁当。普通に弁当だけ頼んだら木の桶はついてこない。桶と弁当は別売りなのでお間違いなく。とりあえず一番安い木の桶は180NTDだった。味は・・・・こういうのって雰囲気だけでOKなんじゃないの?元々排骨は嫌いなんだが店のお薦めが排骨だっていうから食ったが・・・・・。苦手は苦手なんだから練習してないなら挑戦するなってことが良くわかった。

ちなみにこの駅で何か楽しめるものは木業博物館とかそんな程度のものしかなかったので。速攻で立ち去る(笑)。

水里駅
続いてお隣の駅「水里」

これでも駅前大通です バスターミナル
こちらガイドブックなどでは焼き物の里とか言っているが、駅の近くに焼き物に関係する店など一つもないじゃないか!駅前はご覧の通りのつまらなさ。ここにバスターミナルがあって日月潭や東埔温泉っていう場所へのゲートウェイとなっているらしいが、バスに用がないなら降りる意味がまるでない場所のようだった。見た目で速攻で立ち去ることを判断し再び移動。

集集駅 駅前にはSLがあって
集集線というぐらいですから「集集車站」ってのがメインなんだろうって思って来たところ・・・・

こーんな感じで 栄えて?います
やはり他の駅とは明らかに違う賑やかさ?だった。この写真には入っていないが、なぜか駅を降りてすぐ目に飛び込んでくるのはETの模型みたいな奴。駅前にびっくりハウスのようなヘンなものを集めた見世物小屋があった。集集線というノスタルジックな雰囲気をみごとにぶち壊すものが駅前に堂々とありますがびっくりしないように。では一番栄えている?この駅周辺で名物紹介スタート

エントリーNO.1「バナナ」
名物No.1はバナナ バナナってこんなに種類があるとは
この集集線沿線には沢山バナナ畑があるということでこのバナナが一番有名なもの。日本でも台湾バナナということでおなじみですよね?このバナナ台湾バナナって言うのしかないと思ったらすごい沢山バナナって種類があるみたいです。それにしても脱水バナナって・・・。ドライフルーツになったバナナではございません。

こちらが人気と評判の バナナフライの店
名物ですのでアレンジをかまし販売する店もあるのです。こちらの店では・・・・

ムリがある
バナナフライ販売中。食べたことはあるから味は想像できていたんだが・・・食ったら衝撃が!なんとこちらのお店のバナナフライ。揚げ終わってお客様に提供する前に衣に塩と胡椒を尋常な量でないほどぶっ掛けている。口に入れた瞬間しょっぱ辛く、かんだら速攻でバナナの甘みが・・・。これが人気とはとても思えない。行ってみたい方は駅を直進。最初の信号を左に歩くとすぐ左側にあります。徒歩2分

名物No2「涼圓」
続きましてこれ。台湾の屋台街に良くある油でちょっと素揚げした透明なギュウヒのようなものの中にひき肉が入っているなんとも表現のしにくい屋台料理「肉圓」の冷たいバージョン。

人気店 らしい
冷たいバージョンは「涼圓」という名前になるんだがこちらのお店が老舗らしい。
店名:峰古早味美食  営業時間:07:00-19:00(木曜休)
なんか子の材料となる何かがここで採れるから名物なのか?って思ってたらどうやら違うらしく、このお店が初めてすごくうまくて皆が買うようになったら回りに同じ「肉圓」系の店が増えてここの名物と呼ばれるようになったってことです。宇都宮の餃子みたいなもんでしょうか??こちらのお店上の恐怖のバナナフライ屋台をそのまま直進すればOK。駅から徒歩10分以内。

名物No3 バナナエッグロール
続きましてエントリーNo.3「バナナエッグロール」。名物バナナを使って作ったロールクッキー。ただそれだけのこと。名物でもなんでもないです。駅を右に曲がってすぐ。隣のジュース屋の女の子若干日本語はなせる。ちなみにですが、この地に日本語はなせる人は多分2人ぐらいしかいない。片言の日本語すら通じない場所もあるんだなと実感。

普通にお食事などをされる場合は こちらがお薦め 地元素材を使ったセットメニューもあり
なんだか小さい店ばっかりだったから、団体旅行の人とかどうするんだろ?って思ってたらまともな店があった。
店名:火車頭集集原味厨房 営業時間:平日11:00-15:00 土日11:00-16:00,17:00-20:00(水曜休み)⇒なんでしょ中途半端な16:00-17:00の休憩って(笑)
セットメニューは地元で取れた野菜などを使って作るご当地メニューってことです。朝取り野菜を使って作るから新鮮だよって言ってました。食べれなかったのが残念!

名物No.4
続きましてエントリーNo.4「切符クッキー」

切符クッキー こんなケース入りで販売しているものもあり
切符をかたどったクッキー。クッキーって言うかパイナップルケーキ系の周りがボソボソした物。全部で6種類の味があってもちろんパイナップルもあるんだけどラズベリーとかもある。一口サイズなので通常のパイナップルケーキよりも食べやすい。毎日手作りしているらしく、平日は1000個、休日は3000個も作っているそうです。店=厨房でもある為冷房はなくか・な・り、店の中暑い!
店名: 火車票餅 営業時間:08:00-18:00(水曜休)
ケースはSLをかたどったボックスとか木の箱とか結構パッケージに凝っているのでいいお土産になりそうですよ。この店は駅から歩いていったら遠い。車じゃないときつい。

ご当地名物紹介でした。続いて衝撃的な観光ポイント?

\観光ポイント「武昌宮」
台湾中部で1999年9月21日に発生した大地震の際にこんな状態になってしまったようで、その地震のすごさを後世に残す為にそのまま保存されている「武昌宮」という場所。道路ヨコにそのままポツンとこんな衝撃的な建物が残っています。こんな建物が一瞬にしてこのような状態になってしまう衝撃だったと考えると非常に恐ろしい。が、なぜこのままの形をキープできているのか?不思議。崩れないものなのだろうか??ピサの斜塔のようなものなのかもしれない。ここも駅からは結構距離有。

武昌宮前には 色んなものを売る
こちらのお寺の前にこんな感じの露店が集まっています。そのヨコに昔「武昌宮」の中に祀られていた神様のご本尊が何体か祀られているんだけどその中の3体はその地震以降鬚が伸び続けているんだって。どうして??なんかこういう人形の毛が伸びたり系のストーリーって稲川さんがご出演なさるような番組ネタのような気がするんだけど、地元の人的には怖いとかそういうネタに繋がる話ではないらしい。

この道すがら
これがバナナ畑
バナナの里である証明「バナナ畑」を発見!

バナナって
これがバナナの畑なの?初めてみたし、もっと人に採られないようにブロックされているものだと思ったら全然誰でも入れる感じでバナナの畑が通り沿いにある。

こんな風に栽培されてるんだぁ
でも取られる心配はあまりないみたい。なぜならこれまたバナナの収穫方法を初めて知ったんだが、こんな風にビニールかけられているバナナ、低い位置にあればそのまま房のしたを切ればいいだけだけど、デカイ気になるとこの木ごとカットしないとバナナが取れないらしい。斧みたいのでかなりガッツンガッツンやらないと取れないらしいから大変なのできっと誰も採らないだろうね。っていうか採ってる最中にばれちゃうんだろうね。さくらんぼ泥棒のように簡単にはいかないようです。

以上、中部のローカル線集集線ぶらり旅でした!

<コーディネーターのちょっとひと言>
こちらの沿線で行く価値があるのは集集駅のみでしょう。他の駅降りてブラブラして次の電車を待つことの方が無駄な時間になりそう。この集集線の駅のすぐ近くに線路沿いのサイクリングロードがあるんだけど、そこ線路の真横だから列車の撮影なんかもそこで出来るし。しかし平日は人少ないよぉ。人少ないから店も開かないなんてこともありだし、やっぱり行くなら人は多いけど休日の方がいいのかもしれない。せっかく行ったのに店やってないとかじゃあんまり意味がないと思うから。今回の集集線と平渓線って路線としては思いっきり被っている。で、ローカル線という言葉の風情が残っているのって言うのは1号は平渓線の方だと思う。なんか集集線はちょっと観光客を見込んで周辺を弄りすぎているような・・・・。とにかく駅前のETがすべてをぶち壊してくれている(笑)。観光客誘致をしたいのはわかるけど、その素材の良さを残しながらうまく開発するようにしないと本来持っていた魅力すらなくなり全然魅力がなくなるってこともあるっていうことをお考えになられたほうがよろしいのでは?って渇っ!を入れたくなるような感じだった。ただ鉄道ファンの人とかにはきっとまた違った魅力があるのかもしれない。撮影が目的とかなら平渓線とは明らかに異なる南国の雰囲気の中を走るローカル線的撮影は可能なんで。

お薦め度★★(平渓線を★×3つとした1号としてはそれに勝るとは思わないので・・・・)
バナナ度★★★★★(何でもバナナをアレンジしたもの。でもシンプルなチョコバナナがないんだよ。バナナのアレンジバージョンの代表的なものといえばチョコバナナだと思うんだけどなぁ)


(担当特派員:TOP1号)

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