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ローカル鉄道の旅「平渓線平渓駅~菁桐駅編」

前回のネタに引き続き平渓線紹介。十分駅よりも更に奥へ行ってみましょう。まずは旧暦1月15日に開催される「元宵節(日本語ではランタン祭りと呼ばれているイベント)」の天燈飛ばしで有名な「平渓駅」

平渓駅
住宅との距離が恐ろしく近い
駅はこんな小さいんですよ。なのにココに元宵節の時だけ20万人ぐらいの人(どうやって数えているか?は不明)が訪れるっていうんだからすごいよね。絶対に道に人間が収まりきれていないと思う。ええ、このように他人事のように語っている1号はイベント当日に1度も足を踏み入れたことはございません(爆)。絶対にこんなに人が一杯いるところには行きたくない!

線路脇を通ってメインストリートへ
左が商店街。ただねぇここ降りてもほとんど見せないよ。この駅周辺にみんな一体何分入れるのだろうか?

この道中華街っていうみたいです
やけにこの看板かわいい

緩やかな坂道を下りましょう 平渓名物天燈グッズのお店は大繁盛
お土産 これもお土産
これが「天燈」ね。この手のお土産この駅以外にもタプリと売っているが・・・・。ちなみにこの店が人気の店でこんなに人がいるわけではございません。訪れた日が平日だった為この店ぐらいしか開いていなかったのである。それにしてもこのクローズ具合。尋常じゃないな。平日は危険ということのサインに間違いない。そうそうちなみに祭りの時に空に飛んで行くのはこんなミクロじゃないので。

坂を下りきったところにあるこの橋がポイント
これだけではあまりにもこの駅寂しすぎるではないかってお感じのあなた。大丈夫です。時間つぶしに最適な場所がございます(笑)。これ鉄道ファンの人には時間つぶしとは何事じゃ!って怒られそうですが・・・・鉄道に興味のない一般ピープルでも十分楽しめる場所が坂を降りた処にある橋の上から拝めます。

この橋に列車が通ると
ここ(駅から正味3分ってとでしょう)。街中をすり抜ける列車+鉄橋を通過する列車。この絵ズラなかなか撮影できないでしょう

こんな感じになる
通るとこんな感じです。ねっ、なかなか見れないでしょ。ただこの手の写真撮影をしたい場合列車の時刻表がないといつ来るかわかんないんだよねぇ。それと例えばこの電車。終点方向に向かって出発すればその折り返しが逆側から来るってことで20分ぐらい待てば再び撮影チャンスが訪れる。が、それが通り過ぎた後が長い。まぁそんな頻繁に撮影できるものじゃないから価値があるのかもしれないけど。

撮影終了したらそのまままた前に進むと
橋を超えたところにまた一本道があって この坂を上ると
こんな一本道にぶち当たります。で、坂を登って派出所見たいのを左に曲がるとちょっと高い位置にある廟にいける(3分ぐらいで到着)。そこまでに行けば

こんな写真も撮れますよ
こんな写真も撮れます。この駅周辺にはこんなもんしかない。撮影スポット紹介みたいになっちゃった(笑)

そうだ、最後にさっきから何回か紹介した「元宵節(ランタン祭り」の天燈飛ばし映像をご覧いただきましょう。この祭りの時この駅だけでなく分散して開催(日にちも分けられたりしてる)されているんだけど平渓駅付近だと平渓国中(中学校)でこのイベント開催されています。

一斉
こんな巨大な天燈も飛ぶのである こんな状態で飛ぶのです。ある意味怖い
すごいでしょ?神ではなく「紙」で作った天燈の中に油を湿らせた紙をセッティング。その紙を燃やし熱気球の原理で空に飛ばす・・・・。それぞれの天燈に願い事を書いて、その願いが天に届きますようにっていうことで放つ大変ロマンティックなイベントなんですが、飛ばした天燈は回収することなく飛ばしっぱなしなので山火事などが起きることもあるという危険なイベント。さらに・・・・願いを込めて飛ばした天燈の外側の紙の部分に引火し、黒い煙を放ちながら墜落する天燈も目撃したことがあります。この時のなんとも言えないショックな気持ちは墜落したことがある人でないとわからないでしょう。そう、ごっ察しの通り墜落した天燈を放った張本人は1号なのです(涙)。それからというもの現在も天燈飛ばし封印中。

さっ、悲しい思い出話(笑)はこれぐらいにして終点駅を目指しましょう。

いよいよ終点へ
終点「菁桐駅」
いよいよ到着終点「菁桐駅」

これが改札らしい この木造の駅舎が日本っぽい
ここの駅舎は日本統治時代のまんまらしい。何か昔懐かしい映画に出てくるセットみたい。

駅前 商店街でございます
駅を出るとこんな感じにお店が並んでいます。でもこの商店街も200Mぐらいしかないと思う。

駅ヨコ鉄道グッズ屋(スタンプ有)
この酸梅湯が人気らしい 梅の花の形をしたアイスも
こんな感じの店が何軒か並んでいる。ちなみにアイス屋のオバちゃんはすげー商売熱心で自分のおばあちゃんの歴史を一生懸命語ってくれる(もうそのおばあちゃん90歳越えてて週末は店にくるらしい)

ちょっと怖いけど短冊みたいな用途で使われている短竹
そのアイスキャンディー屋の前にはこのような願いを込めてぶら下げる竹がある。

自動的に吸い込まれるように入ってしまう 駅弁で有名なお店「紅宝礦工食堂」
で、そのまま歩くと正面に吸い込まれてしまうような状態でこの店登場
「紅宝礦工食堂」
住所 台北縣平渓郷菁桐老街58号
TEL 0921-930-949(これ店の人の携帯)
営業時間 10:00-19:00(毎週木曜、金曜休み)
ご飯を食べるならここお薦め(っていうかココぐらいしかない?)

店内は こんな感じ
こちらのお店で有名なのが↓

これが名物の駅弁
鉄の容器に入った駅弁!この見た目はうまそうでしょ?もうグチャグチャでビジュアル的に食べたくないと思いがちな駅弁が多い台湾でこれは画期的なぐらい色味もキレイ。しかし副作用としては値段が異常に高い!!これ一個320NTD(日本円1280円)だよ。もちろん鉄の容器ももらえるけど日本並みの値段にびっくり。

ここで腹ごしらえをしたらまだ見ぬエリアに行ってみよう
その先を歩いていったら

もう何もなかった
もうこの先には矢印の方向に下がって行ったとこに「太子賓館」ってのしかないよ(昔の日本家屋。取材のアポの連絡を前した時に「汚いので取材には来ないで下さい」と言われた(笑))。こっちとは逆の線路沿いの方にドラマのロケで使われた喫茶店とかあるけど所詮はそれだけしかない。ここも滞在できて1号なら1Hかな?(笑)。

<コーディネーターのちょっとひと言>
最近台湾で昔の日本の名残を探す系の取材が何個かあったんだけどそんな時にはよろしいのではないでしょうか?駅舎だけでなく建物も日本風なものとか結構残ってる。ロケに関してはやっぱり天燈飛ばしですな。これはネタになる。ってことで仕事で訪れる需要は少なくはないけど、台北プラスアルファーになっちゃうから短いロケではあまり来れないですねぇ。一杯撮らなきゃ、一杯取材しなきゃ成り立たない系の内容の場合は九イ分と共にエントリーされる場所。とにかくココを訪れる時には列車の時刻をちゃんと調べて!それがない状態で乗り込むのはちょっとしんどい。ただ電車が予定時刻を過ぎても来ないことなんてしょっちゅうだから遅れても気にしないこと。ホントのんびり観光したり、写真撮ったりっていう丸1日をここに捧げることが出来る日程的余裕がある方は是非どうぞ。一個一個の駅をめぐりながらの昭和を感じる旅も悪くないですよ。最後にもう一度ネットを使っての時刻検索の方法アップしておきますので必要な方はどーぞ。
台湾ライフ質問箱:台湾鉄道時刻表を手に入れたい

お薦め度★★★★(1号的には正直十分駅まででいいかなぁ・・・。ココに来る為に費やすロスタイムが痛いので)
何もない度★★★★★(何かあると思ってくるのは大間違い。何もないところをうろつくぐらいのつもりでお越しくださいませ)

(担当特派員:TOP1号)

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