
このヌケ感といい、空間の広さといい、駅前とは思えない贅沢なスペースを使ったリノベ施設だった。どうやら日本統治時代に瓶の蓋を作る工場(そんなのあったんだなって逆の意味でビックリ、蓋を作る工場ってこんな広い施設である必要があるのか?ってことに)だった跡地を台湾の得意技リノベで再びイベントスペース的な場所に仕上げた模様。

この椰子の木の並びはなかなか壮観だな。南国らしい一枚。


さっきの赤い建物がメインの建物なんだけど、その上に階段で行けるみたいだったので行ってみた。みんな高いところで撮影するのがお好きなので、ついつい上に行けるとなると行っちゃう。なんか別に・・・だった。

では中に入ってみよう。

この中はデザイナーや職人たちに使ってもらうコワーキングスペース&実店舗販売をしてもらうためのスペースとして使われているらしい。行ったときはちょうど入れ替え的なタイミングだったので、今はたくさんの商品販売されているのかも?だけど、ここで作った手作り商品をそのまま販売なんてことも視野にいれた取り組みらしい。

実際二階には契約して貸し出す作業スペースやいくつかの会社のオフィスなんかもあって、クリエイティブな場所なんだな感はある(行ったときは取材で訪問したので二階に行けたけど、一般的には行けずなスペースであります)。ここで注目されて人気になったみたいな商品が生まれることに期待。日本から来て、ここで作業しながら販売するなんてことも出来たらいいんじゃなかろうか?

メイン棟の脇にはいっぱいイベントスペースがあるんだけど、その中の一つを見学。なかなかの広さだし、窓枠がとても良い。ここでもイベント使用を考えるのではなく、写真撮影用のスペースとして考えてしまうw 見方が違うな。
<基本データ>住所:台北市南港區南港路二段13號
MRT「南港駅」駅、台鉄/高鉄南港駅から徒歩約5分
電話:02-2785-9900
営業時間:10:00-18:00
<コーディネーターのちょっとひと言>南港ってなかなか行かないエリアなんだけど、駅前にこんな広い敷地で新しい場所があるなんてなんて贅沢な場所なんだ!ただこのあたりご飯食べれる屋台系の店がないのが難点。南港の駅ビルが充実しているから外にそんな店があっても何の意味もないっていうのはわかるんだけど、じゃあ南港駅ビルの中の店が台湾的かっていうとほぼそんなことはなく、料金も高いからあそこでは食べたくないなぁって感じ。施設内にも食事ができるところはない(カフェ的な店もスペースが小さいからちょっと使い勝手悪そう)から、イベント開催時とかここで何か買える状態じゃないと長時間いるのはきついかも。でも施設としてはこれからいい感じに運営していってもらえればいいなぁって感じのトライアル施設のようなので今後に期待を寄せてみようと思う。ご近所さんにちょこちょこ状況見て報告してもらおw
(担当特派員:TOP1号)
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