今年の5月に惜しまれながら閉店した台北市内のIKEA敦北店、半年後の11月30日に同じ場所で「IKEA宜家家居 台北城市店小巨蛋」として復活しました。売り場面積は縮小され大型家具類の展示販売をばっさりカットしたものの、生活用品をあれこれ見ながら歩き回るにはちょうどいい面積になったような気がします。オープン当日は大行列か?と思いきや入場制限をするまでもなく、人の入り具合は見慣れたIKEAの賑わいそのままでした。ところで戻るものあれば、去る者もあり。IKEA復活よりTwitter界隈をざわつかせた「アロハ・バス運行終了!」のニュースを今日はご紹介します。
お天気(
台湾中央気象局調べ)
台北 雨/晴れ14~19度
台中 晴れ/曇り13~23度
高雄 晴れ/曇り17~23度
花蓮 曇り/晴れ15~21度
レート(
兆豊国際商業銀行調べ)
10000JPY→2360NTD
1NTD→4.020JPY
台湾ロト(
台湾彩券HP調べ)
威力彩(2021.11.29発表)/20,21,22,25,30,35/第二区ナンバー04
大楽透(2021.11.30発表)/09,10,26,31,40,49/特別ナンバー08
ロトの購入方法など詳しくは
こちら<今日のニュース>「阿羅哈客運(アロハ・バス) 12月中に営業終了、22年の歴史に幕」20年以上の歴史を持つ阿羅哈客運は、財政危機の報道に対し否定声明を出していました。しかし12月1日、同社が従業員に出した通達で「台北―高雄」「台北―嘉義」の2路線を12月13日の夜に運行を停止することがわかりました。
公路總局高雄市區監理所が阿羅哈客運に確認したところ、12月13日に株主総会が行われるため現時点で職員に対し予告通知を行い、全ては株主総会での決定によるとのことです。消費者権利の部分では「統聯」と「國光」の路線が運行しており、供給は問題ありません。
阿羅哈客運の内部通知によると、会社はコロナの影響を受けたため台北―高雄、台北―嘉義の2路線を12月13日深夜0時に運行停止を予定し、支払い等については近日中に説明するとしています。
阿羅哈客運は台北―高雄、台北―嘉義の2路線のみを残していたため、これらの運航停止は事実上、阿羅哈客運が過去のものになることを意味しています。
高雄市區監理所は、阿羅哈客運はコロナ禍に減便をしていたが、8月以降は客足も戻り、9月には減便もなくなっていたとしています。運行停止のニュースが出て確認を求めると、12月13日の株主総会後に全てが決定すると回答がありました。高雄市區監理所は、今のところ台北―嘉義、台北―高雄の2路線は統聯と國光客運が運行しているので問題はなく、もし供給不足であれば他の業者をあたるだろうとしています。
1999年設立の阿羅哈客運は、高雄の国道バス会社です。女性車掌が同乗するサービスや全国初のペット専用車のほか、市民の間では「最速バス」と呼ばれ、「台北―高雄間は速すぎて台鐵自強號も追いつけない」とまで言われていました。そんなアロハ・バス幕引きの知らせは、多くのネット民にため息をつかせています。
(情報:
聯合新聞網)
まだ高鐵も開通していなかった頃、桃園空港からアロハで台中へ行ったような気がします。違ったかな。アロハというネーミングがインパクト強くて、乗ってないのに乗った記憶にすり替わっていたかもしれない。高鐵や台鐵は速いけれど、毎週末台北から南部の実家に里帰りする知人が、長距離バスの中で暇を持て余したのか、頻繁にメッセージをくれたことを想いだします。長距離バスなら片道500元前後から、費用は高鐵の1/3程度。旅行者だけでなく、仕事や勉強のために地元を離れている人が頻繁に使うなら、リーズナブルな長距離バスは強い味方なのです。コロナ禍で確かに移動は減少していたから、持ちこたえられなかったのでしょうか。残念です。
(担当特派員:TOP33号)
本日もクリックお願いします!
