ハノイから車で約2時間半。ニンビン省にあるチャンアン。
2014年にベトナム初の世界複合遺産に登録されたチャンアンは「陸のハロン湾」と呼ばれ、約2~3時間ほどのクルーズも楽しめる、ハノイ旅行のアクティビティにもぴったりな場所でした。

広大な自然とゆったりとしたクルーズはまさに非日常を味わえます。
ゆるゆると楽しみ、写真もたっぷり撮ってきましたので写真中心に今回のブログはお届けします。
チャンアンの景観関連遺産の詳細については
Wikipediaをどうぞ。
チャンアンクルーズはどうやらコースが3つあるようで、途中何カ所かにお寺があるのですが、3カ所寄るか、2カ所寄るか、1カ所かを選ぶようです。今回は1カ所でいいよね、ということで最短ルートを進みます。

入口でチケットを購入し、川の場所まで進むのですが、入口付近もいい雰囲気で中央にはこのような味わいのあるホールと後ほど食事をするレストランがありました。
ホールでは花嫁さんが結婚写真の撮影を。他の観光地でも見かけたので、ベトナムも台湾のようにロケで結婚写真を撮る風習があるのでしょうね。




ゲートをくぐると大量の船が。女性の船頭さんが非常に多い印象です。このクルーズは時間も長く、大人最大5人を乗せての手漕ぎボートはかなりに肉体労働かと思います。ちなみに我らの船はお父さん的な男性でしたがなんだかマイペースな感じでどんどん女性の船頭さんに追い越され、結局みんなでボートを漕ぎました。もしかしたら今思うとお父さんの作戦かもしれせん。笑

さて、そんなこんなで出発。途中頭すれすれ、というか屈まなければ通れない洞窟を2カ所通るのがお楽しみポイントです。

世界遺産の大自然を感じながら、暑い、でもなんとなく水効果で涼しい気もする、という感じで進んでいきます。
前の船が洞窟に入っていくのが見えますでしょうか。かなり狭そうな雰囲気が漂っています。

突入!想像以上にぎりぎりです!

船頭さんの素晴らしいテクニックで進んでいきます。

ふたつ目の洞窟は少し距離が長め。上から水もぽたぽた落ちてきて、濡れたり屈んだりといきなりゆるさがなくなり、なんとなくハードに!


無事洞窟も終わり、結構長いなーと思い始めたころに川の中央に建物が。
中央では何人かの大人たちが休憩?しているご様子。

これは途中にあったお寺ゾーンなのですが、こういうところがもう一カ所あるのでそこに立ち寄ります。

最初は別に立ち寄らなくてもいいよね、みたいな雰囲気だったのですがここで乗客が降りなければ、船頭さんが休憩するタイミングがない!ということに気が付きました。ぜひ立ち寄ってのんびり散策をお立ち寄りください。

船頭さんは一旦ここでお別れで、この島をまっすぐ進んだポジションでまた会いましょうという流れです。
このスポットは映画「キングコング」のロケ地とのこと。その時はへーとしか思っていなかったのですが、ちゃんと調べてみると2017年3月10日公開の『キングコング: 髑髏島の巨神』とのことで、密かに最近の作品だったのですね。ネットに出ている画像を見る限りり確かにこのあたりっぽい!旅の予習&余韻を楽しむためにに鑑賞するのもいいかも知れません!
まずはすぐに売店を見つけたので喉が渇いた!といういことでドリンクを。ベトナムビールもありました。ベトナムっぽい帽子やお菓子、アイスクリームも売っています。

お寺はエキゾチックな雰囲気で内部は結構ギラギラ。

こちらの白とまっピンクの馬が大変印象的でなんとなくフォトジェニック。不思議な場所です。

なんとなく不思議なオブジェや東南アジアの雰囲気たっぷりのジャングルのような場所を通りもくもくと歩いてゆくと

戦闘機などが途中にあり、

このような集落に到着したらほぼこの島めぐりの工程もファイナル。

きっとあの島人たちと写真を撮るとお金を請求されるのだろうと思いながら川に向かうとお父さんがちゃんといてくれて一安心!

あとはスタートの場所まで戻るだけなのですが、ここでお父さんが明らかにパワーダウンしていて、どんどん他の船に抜かされてゆきました。結局漕ぐのを手伝ったり、なんだかんだで楽しみながら世界遺産を満喫。
お昼ご飯の手配を入口のレストランでしていたのでこちらで北部のベトナム料理をいただきました。

味付けもしっかりめで想像していたよりもちゃんと美味しく、写真には写っていないのですが、米が美味しい!となぜかお米の評価が高かったです。笑
お腹もしっかり満たされました!
この辺りは山羊料理も名物とのことで興味のある方はぜひ味わってみるのもおすすめです!
<基本データ>所在地: 7W39+37 Ninh Xuân, ニンビン ベトナム
電話番号:+84 229 3890 217
営業時間:7:00~16:00
<コーディネーターのちょっとひと言>ハノイのおすすめアクティビティといえば世界遺産に登録されているハロン湾クルーズかと思いますが、そちらはハノイから約4時間ほどかかるということで今回はそれより距離の近いチャンアンへ。船に乗るとガイドさんはいなくなり、ベトナム人の船頭さんと乗客のみ、あんな狭い洞窟を通ったり、コミュニケーションなどは大丈夫なんだろうかと心配もよぎりましたが、全然問題なく、途中下船した後にふたたび会えたときの感動もなかなかのものです(笑)。南国らしく、決して涼しかったりすることもないのですが、ベトナムの大自然を感じられ、あの洞窟を通るときのなかなかのスリルとか、街歩きだけでは得られない楽しさがありました。ハノイ旅行の際はぜひ!といった感じのアクティビティです。救命胴衣をもちろん着用するのですが、到着後脱いだ後は汗だくに!着替えを持ってくればよかったと思ったので気温の高い時期に行く方は簡単な着替えがあったほうがそのあと清々しく街歩きなどを楽しめるかも知れません!
(担当特派員:TOP14号)
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