今朝久しぶりに太陽が顔を出した台北です。ここ数日の豪雨により台湾各地で多くの被害がでましたが、台風時に比べ事前にニュースで繰り返し報道されることも少なく、実際豪雨が降り出してからみんな一斉に、これはちょっといつもの大雨とは違うぞと気が付いたのではないでしょうか。実際学校や会社が休みになる告知もすでにほとんどの人が通学出勤した後に出されたので大混乱、商店などの店舗でも実際に水がそこまで押し寄せて来てから砂袋を積み上げるなど対応の遅れが目立ちました。今後は台風だけでなく豪雨にも事前のウォッチと警戒が必要になりそうです。今回の豪雨で、これからのフルーツシーズンに影響が出てきそうなのがとても心配です。
お天気(
台湾中央気象局調べ)
台北 曇り/雨24~31度
台中 曇り/雨24~31度
高雄 曇り/雨25~31度
花蓮 曇り/雨25~30度
今週のお天気→北部は木曜日までは雨マーク、金曜日よりお天気は回復する模様です。中部では雨マークは火曜日まで、水曜日以降は回復に向かうでしょう。南部は本日のみ雨マークで、明日より徐々に回復するでしょう。東部は北の宜蘭のみ一週間連日雨の予報がでていますが、花蓮・台東は火曜日以降は回復するみこみです。
レート(
台湾銀行調べ)
10000JPY→2639NTD
1NTD→3.637JPY
台湾ロト(
台湾彩券HP調べ)
威力彩(2017.6.1発表)/01,05,08,31,34,35/第二区ナンバ-02
大楽透(2017.6.2発表)/03,07,08,23,30,31/特別ナンバ-32
ロトの購入方法など詳しくは
こちら<今日のニュース>
「台北の隠れた人気名店」端午節の連休には郊外に美味しいものを食べに出かけるグルメ旅に出かけた人も多いと思いますが、台北市内にも隠れた人気小吃店があります。台北市政府はまだあまり注目されていない隠れたグルメとして安東市場、龍山商場の安東食園、億香魯肉飯を紹介しています。
安東食園は大安区の安東市場内にあり、「一腿入魂」という店名の甘たれ鶏もも肉弁当が有名です。オーナーの陳さんは、以前は家庭の主婦で料理はすべて独学、料理学校や先生について学んだ経験も全くありませんが、陳さんの作る料理はどの料理も非常に美味しく、多くのお客さんより台湾で有名な料理番組の司会者傅培梅さんに例えて、「第二の傅培梅」と言われています。その中でも浙江料理のひとつ「鶏もも肉の甘たれ漬け焼き」は特にグルメのお客さんに評判の良い一品です。調理方法は非常に手間がかかり、汁加減を調整しながら、最後には甘たれをかけてその味を鶏肉によく染み込ませなければなりません。ゆっくりと丁寧に調理された「甘たれ鶏もも肉弁当」は、毎日午前11時前にはすべて売り切れてしまいます。
甘たれ鶏肉に続く人気メニューは豚肉の醤油煮込みです。陳さんによると、この豚肉のメニューを調理する時は、鶏もも肉と同様ゆっくりと焼く以外に、最も重要なポイントは「紅麹」を加える事だそうです。紅麹は豚肉の食感を柔らかくしてくれるだけでなく、脂っこさを取り除いてくれます。しかも煮込めば煮込むほど、柔らかくなり赤身の部分のパサパサ感がなくなるので、お弁当メニューの主力の一つです。
龍山寺近辺の龍山商場内にも伝統的な味を受け継ぐお店があります。美食愛好家の間では隠れたスーパー美食店と言われる「億香魯肉飯」です。また龍山寺の参拝客の多くが立ち寄ることでも有名です。
億香魯肉飯のオーナー黄さんは大稻埕にある豚肉卸業者の二代目です。子供の頃より父親が豚肉売買するのを見聞きしているので、肉類の品質を見る目と管理の技術には自信があり、お店の宝である滷肉飯でもっとも重要だといわれる煮汁を完成させました。黄さんは毎日プロの目で厳選された常温豚の「頸部」を用い皮つき松阪豚肉を作ります。午前中に自宅で豚の毛を取り、湯通しした後スライスし、ニンニク、干し蝦など十数種類の食材と特別に配合します。炒める前にネギや生姜で香りだしをした後、先ほどの食材を入れて炒め、水、醤油、氷砂糖、胡椒などを加え煮つめてゆきます。
台北市市場處は、わざわざ郊外に出かけなくてもまだまだ市内にはたくさん魅力的な美食や小吃が隠れていますので是非味わってみて欲しいと呼びかけています。
(情報:
中央社 )
この記事で紹介されているのはどちらも市場内にある店舗ですが、安東市場内にも安東食園というフードエリアがあることを初めて知りました。台北の市場内フードエリアで有名なのは阜杭豆漿のある華山市場ですが、他の市場にも隠れた名店がまだまだ潜んでそうですね。安東市場は市内中心部でアクセスも良いので次回覗いてみようと思います。そうそう、台北の公共市場は月曜日がお休みなのでお忘れなく!
(担当特派員:TOP17号)
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