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臺虎實驗室Taihu Lab

あるにはあったけれど、最近ぐっと飲める場所、種類が増えた印象の台湾クラフトビールの世界。生産数はさほど多くないけれど、どんどん新しい種類が生産されていっているようです。台北にもいくつかクラフトビール専門店がありますが中でも人気なのが信義にある「啜飲室」。ここは「臺虎Taihu」というブランドが経営するビアバーで、その生産工場が南港の方にあるということで行ってきました。

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こちら工場「臺虎精釀酒廠」の外観。非常に無機質な感じが逆に工場っぽさを感じます。こちらは「雍和台北園區 TAIPEI PARK」というオフィスビル的なものの一階に存在し、最寄の駅はMRT藍線の終点「南港展覽館站」でそこからタクシーで10分ほどという市内中心部からアクセスするにはちょっと遠い場所にあります。

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非常にわかりづらい写真で恐縮なのですが、写真左手が「南港展覽館站」6番出口、奥右手が5番出口なのですがそこから出ていただいて、その丁度中間にタクシー乗り場がありますのでそこから乗車すると方向的にスムーズです。

今回は工場を見せていただいたのですが、こちらは毎週土曜日工場見学ツアーを行なっていて、そちらには一般の方も参加可能とのこと。時間は15時、16時、17時、18時開催の1日4回。料金は300元で事前予約はなんと不要(ただし10名以上の場合は予約してほしいとのこと)。大体ツアーの時間は20分程度で残念ながら日本語は不可ですが英語での対応は可能とのこと。参加後はお好きなビール1杯とオリジナルグラスがいただけます。

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この工場はちょうど1年前の2016年5月に立ち上がったばかり。なので大変清潔感に溢れています。規模はそこまで大きくありませんが材料の保管、製造、加工、品質管理まですべてこちらで行なっています。

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最初に見せてもらったのは原料である麦芽や小麦の貯蔵庫。様々な国から輸入されたものが保管させているのですが、麦芽にも様々な種類があって、

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この麦芽そのものを試食させてもらったのですが、まったく味が異なり、この段階でこんなに違うことにびっくり。香ばしさや甘み、黒いほうはコーヒーやダークチョコレートのような風味がしました。こういう原料の使い分けや、さらに途中添加するホップの風味でビールの味が変わっていくそうです。なるほどなるほどとすごく納得。

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奥に進むと光り輝くビールのタンク。ビールを作る過程はまず麦芽や小麦を製麦したあとその他の材料を加え、仕込み(濾過、煮沸(ホップの添加))、冷却、発酵、貯蔵、濾過、容器へ詰めるという行程を行なっていくそうです。臺虎には現在女性のブリューマスターが1名おり、彼女と技術者のチームでこのブランドのビールを生み出しているそうです。のちほどビールについても書きますが、ほんとうに個性溢れるラインナップで味もいい。これからもどんどん成長を続けて欲しいブランドだな、とひしひしと感じずにはいられませんでした。

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臺虎は現在基本的にはサーバー用の樽と一般販売用には缶のみの製造しか行なわれていないとのこと。

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500ml缶オンリーです。ブランドのロゴが描かれたパッケージ。こちらは直営店で販売されているようです。
さて、工場見学が終わり、つぎはいざお隣へ。

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こちらが「臺虎實驗室」。

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広々とした空間には大きなテーブルがどかんどかんと。こちらではお隣で製造したフレッシュなビールを楽しむことができます。フードなどは全くなくてあくまでビールのみ。ですが種類豊富に常時15種類前後の臺虎ビールを堪能することができるというビール好きにはなんともたまらない空間なのではないでしょうか。

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ちなみに入り口付近に積み重ねられたこの樽はもともとはバーボンを製造していたのに使われていた樽とのことで、この中にビールを入れ、一年ほど熟成させているとのこと。それによってバーボンの香りのついたビールが出来るそうです。

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こちらの「臺虎實驗室」の営業日もなんと土曜の14時から19時までという超限定された営業時間となっています。ほんとわざわざ来て飲む場所なんです。

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この日もいくつかテイスティングさせていただいたのですが、台湾らしいフルーティなものを中心に選んで頂きました。

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↑こちらは黒板の番号14番「烏梅」。こちらは桜のチップでスモークした麦芽を使用し、さらに漢方にも用いられる台湾の「烏梅」を製造過程で加えたものです。なのでスモーキーな風味の中に梅の爽やかな酸味が感じられ、非常に印象深い個性豊かなビールでした。

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↑これは13番「陳皮」。オレンジの皮を乾燥させ、こちらも漢方で用いられる「陳皮」を加えたもの。そのあたりがまた台湾らしくていいですよね。なので1口目から柑橘系のフレッシュな香りが広がります。非常に飲みやすくて、ジュースのように飲めてしまう!

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↑比べると色の違いがはっきりわかって面白いですね。こちらはイチオシの12番「金桔」。2016年に日本で開催された国際ビール大会で金賞を受賞した特別感のあるビールです。これも味わいはまさに金柑!金柑を齧ったときの酸味、そしてほんのりとした苦味がビールの風味とよく合って、これから本格的な夏を迎える台湾にぴったりすぎるビールでした。これはぜひとも多くのひとに飲んでいただきたい一杯です!

<基本データ>
住所:新北市汐止區南陽街199號
(MRT南港展覽館站よりタクシーで約10分)
TEL:02-2692-1072
営業時間:14:00~19:00

【その他臺虎のビールが楽しめる直営店】
啜飲室Landmark 信義店
住所:台北市信義區忠孝東路五段68號
電話:(02) 2722 0592
営業時間:月~木17:00~23:30、金土15:00~1:30、日15:00~23:30

臺虎露飲車 Taihu Airstream
住所:台北市信義區松壽路3號
(現在Commune内に出店。以降変更する場合もあり。詳細はFBで確認のこと)
営業時間:月~木14:00~23:00、金土11:30~1:00、日12:00~23:00

Driftwood西門町
住所:台北市萬華區昆明街46號
電話:(02) 2388 3699
営業時間:日~木17:00~23:30、金土17:00~00:30

<OK号のちょっとひと言>
正直、市内の直営店でももちろん同じものは楽しめるので、やっぱり工場見学とセットがおすすめなのかな、とも思うのですが、例えば「啜飲室」などで臺虎ビールを味わうと、きっとファンになってしまうと思うのです。そんな方には聖地巡りみたいな感じでやっぱり一度足を踏み入れておくのもいいかも知れません。素敵な空間で楽しむビールはきっとよき思い出となることでしょう!近日は日本の「よなよなエール」ともコラボレーションするとかしたとか。非常にブランドとしての勢いがあるのでどんどん新しいものが生み出されていっているし、期待を裏切らない実力派。今後も要注目です。

お薦め度★★★★★(どこを切り取ってもおお!と感嘆の声しかでませんでした。いいもの見せていただいた、って感じです)
ビールのフレッシュ度★★★★★(工場直送、作りたて、という環境下でいただく生ビールの味はやっぱり一味違うと実感!)

(担当特派員:TOPOK号)

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