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(番外編)「粽」虎の穴入門

台湾の粽との関係。それは端午節。旧暦5月5日のこどもの日に粽を食べる習慣があるんですが(日本も同じだよね?確か。でも実際こどもの日に粽を食べたことはない)、この時期は街に粽があふれかえっている訳です。あちこちで粽をもらう(夏の元気なご挨拶みたいに送られてくるものも多数。ただ全部粽というとても恐ろしい状況)んだが、1号の中で世界で一番おいしいと思われる粽を作る2号ママァ(粽師匠)に4年越しのラブコールが叶い粽づくりを体験させてもらえることになったのです。本日は番外編として店紹介でもなんでもない1号の粽作り体験記をアップさせていただく。

「粽」虎の穴へ
「粽」虎の穴の近所の様子。大変虎の穴感が漂う街並み。なお10時に約束していたにも関わらず2号電話に出ない。が、虎の穴への入門をかたく決意していた1号はそんなのお構いなしで向かっていく。本来開くはずのない玄関が近所の住民により開けられ、その隙に侵入に成功(多分ススス~って入っていった1号を見て玄関開けた住民が「あんたどこに行くの?」的な言葉を投げかけてきていた模様。ただし台湾語だったからそのままスルー爆)。玄関につく。2号やっと出てくる(前日朝5時まで飲んでいたらしい。しかもまた牛郎店!)。いよいよ虎の穴侵入。

粽師匠。到着するなり1号へ台湾語で指示。はい理解出来ませんがなんとなくわかる。ってことでこの後もずーーーと台湾語とブロークン北京語で滅茶苦茶な会話をしながら作業が進んでいく。
なんと米を研ぎ蒸すから開始 研いで樽に入れて 炊く
なんと粽作りはモチ米の米研ぎという初期段階からスタート。やはり虎の穴だけある。最も新人がやるべき仕事はとっといてある。研ぎますとも!しかしバケツに入っている。これ実は二個あったのだ。研いで樽に移しフタをして蒸す。

刻む
粽師匠は一分たりとも無駄にはしません。段取りは組まれているのです。蒸しはじまったら即後で香りづけに使うようのエシャロットを刻めのご指示。最初に「ちゃんと刻める?」的な質問が。もちろんOKと北京語で返し会話成立→刻む。

これは買ってきた塩玉子の黄身
刻み終ると間髪入れず冷蔵庫から謎の黄色い物体を出してくる粽師匠。どうやら塩玉子の黄身らしい。そして今度はそれを・・・・・

これを タコ糸で 半分にする
口にタコ糸を咥え、タコ糸で黄身を一周。そんなやり方で黄身を半分にする作業開始。ちなみに別にこの方法でなくてもいいような気がします爆。が、粽師匠には逆らえないので言われるがままにそのやり方で作業を。

ご飯炊けた こっちに移す
そんな作業をしているうちに、ご飯炊ける。約30分位。粽のベースになるモチ米は完全に炊き上げるのではなく少々固めに。後からもう一回蒸しますからね。

事前準備品も含めて並べられた具材
はい。タマゴカットが終了し、前日から粽師匠が作っておいてくれたその他の味付け調理済み具材と一緒に並べてみてパチリ。

再びキッチンスタジアムに戻る。
さっき切ったものをラードで炒める
さっき刻んだエシャロットを粽師匠おもむろに炒めはじめる。大量のラードで。

エビもラードで炒める 氷砂糖入れる
エビもラードで炒める。このエビさんには氷砂糖を入れて味の調整。なぜ?粽師匠によると氷砂糖の方が甘さが控えめだからほんのり甘く出来るという事です。氷砂糖・・・・多分20年ぶりぐらいに見たかも?純喫茶みたいところで昔見た!

豚の角煮の煮汁を入れて炒め煮(水も味調整でプラス)
で、二つを合体させてその後昨日豚の角煮を作った時に残った煮汁をプラスしてタレを作り始めた粽師匠。この作業結構この粽作りの肝となる作業らしく一切1号にはさせてくれませんでした!笑

ここにご飯入れて 混ぜる すげーつらい
で、ここからが「粽」虎の穴の第一の試練的な作業となったのである。このご飯には味を染みこませないとならないらしい。そのベースとなるタレを写真のような工程で作って、出来あがったタレを順番にご飯にまんべんなく混ざるように力作業で混ぜないとならないのだ!この作業半端なくキツイ。で、混ぜ方が乱暴だと鍋からご飯が飛ん出っちゃう!何度も粽師匠に笑いながらはみ出たご飯も戻され、多分1時間は掛けてあのタル二個分のご飯を全部混ぜ終える!このタレをまんべんなくご飯にまぶすか?も、さっきのタレの仕上がり同様粽さんの味に重大な影響を及ぼすので手を抜いてはならないのです!この作業はすべて1号にやらせた、いややらせてくれた(笑)粽師匠。

何故か?タコ糸が用意される
ふうぅ。終わってちょっとブレイクタイム。スイカを食べる事が許されリビングへ。そしたら何故か引き出しにタコ糸が巻きつけられていた。

地面に置かれたすべての具材
スイカブレイク終了後、粽師匠からすべての食材をタコ糸の下に並べるようにとのご指示が。はい!かしこまりました!!

こんな風に葉っぱに詰めていく 中身ドアップ
なんと粽師匠からここで前日仕込の大変さに関する熱いお話を頂戴する。料理の下ごしらえはもちろんだが、なんとこの粽を包む葉っぱも一枚一枚手で洗うらしい。そりゃー大変だ!で、そんな大変な思いをして洗った葉っぱを、慣れない手つきで包む1号はビリビリに何枚も破く・・・・。まず最初の葉っぱのセッティング方法がすでにちゃんと出来ない。なんとなくのまま、ご飯(一握り位の量)を入れてからすべての素材を一個ずつ&切り干し大根少々を入れ、最後にまたほんの少しのご飯をプラスして最後に包む。この包む作業が全く上手に出来ない。

このフィニッシュが 難しく 必死に巻き、ぶら下げて
ハッキリ言ってちゃんと包めていないのに強引にフィニッシュに持って行く1号はこのぶら下がったタコ糸を粽師匠に教えられた通りきつく二重巻にする。で、最後の縛り方にまた難しさが。タコ糸引っ張って簡単にほどけるようにするための最後の結びをしないとならないのですが、それやると結局きつく縛ったタコ糸が緩みやがって全然甘々なフィニッシュになってしまう。ホント最後まで難しいのだ・・・・・。ちなみに最後ゆるゆる縛りをして勝手にフィニッシュしていた粽は粽師匠にことごとく見つけられ全部一回ほどかれ包み直しから修正されるという全く役に立ってない(いやむしろ迷惑をおかけするという事に・・・・)作業となった事をここにカミングアウト致します。

ちなみにここまでの作業ですでに15時。15時を迎えた段階でも半分も包み切れていない。まさかこんなに時間がかかると思っていなかった1号は虎の穴に入門させて頂いている立場にも関わらず途中で失礼するというこれまた大変申し訳ない結末。

その後の作業は2号からの報告。
蒸して 完成!
これ蒸すのもあの大きさのセイロ一個で20分位。実は1号が失礼する前に一度蒸してみた。でもまだしっかりと蒸されていない状態で仕上がってしまった為再び蒸すことに。だから多分合計35分ぐらいは蒸しただろう。食べれずにその場を立ち去る事に・・・・

汗と涙の結晶「粽」
最後に蒸したモノ。5時間に及んだ粽作業を全く手伝わずずっと二日酔いのまま眠り続けた2号が撮影し送ってきてくれた。あんにゃろーーー!

<基本データ>
虎の穴は秘密機関に付き公表不可(笑)

<粽初心者1号のちょっとひと言>
「粽」作りは想像を絶するレベルで大変な作業だという事を生れて初めて知った。5時間たっても終わらない。前日にも相当な時間をかけて下準備をしている。そんな手間暇かけて作られた粽を毎年タダでごちそうになっていたとは大変申し訳なく思ったのである。でも来年は手伝いには・・・・・行きますよ、行きますとも!もっとちゃんとうまく包めるかな??どうやってトレーニングを積むか考えよう。この「粽」どうにかして日本で販売できないか?って最初考えてたけど絶対無理。しかもこれマシーン使っても包めないでしょ。って事は人力粽マシーンが必要。でも包むのも結構大変だからこんなに大変な思いして包んで商売するとなるとかなりの犠牲が・・・・大量生産が難しいって段階でアウト。それにハッキリ言って毎日一心不乱に包む作業が基本無理だろうと・・・・。おいしいものを人様に提供するって大変なんですな。虎の穴でいろんなことを学んだ1号なのでありました。そして毎年おいしい粽を提供してくれる粽師匠の2号ママァに感謝!ちなみになんだけど・・・・いろんなところからもらうハッキリ言って「マズイ」粽達。このマズイ粽達もこんな大変な工程で作られているとすると・・・・とっても無駄な時間なのでは?とも思った1号なのであった(爆)。

お薦め度★★★★★(ママァの粽は世界一ですからね!差し上げられないのが残念ですが)
重労働度★★★★★(ッパねぇとはこういうことを言うんだろうと)

(担当特派員:TOP1号)

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