最近17号の周りでは日本への隔離なし帰国に備え、3回目のワクチン接種をする人が増えています。今日初めて知ったのですが、ブースター接種はBNT(ファイザー)は1,2回目と同じ量ですが、モデルナは半分の量なのですね。1,2回目にBNTを接種した人は3回目にモデルナを打つと3回ともBNTの人より効果があるそうですが、在外邦人にとってブースター接種は、日本帰国の際の隔離免除の免罪符という役割が大きそうです。
お天気(
台湾中央気象局調べ)
台北 晴れ 13~19度
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高雄 晴れ 13~21度
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レート(
兆豊国際商業銀行調べ)
10000JPY→2359 NTD
1NTD→4.022 JPY
台湾ロト(
台湾彩券HP調べ)
威力彩(2022.03.07発表)/03,12,19,26,28,31/第二区ナンバー02
大楽透(2021.03.04発表)/01,03,18,29,30,31/特別ナンバー26
ロトの購入方法など詳しくは
こちら <今日のニュース>「台湾新幹線新車両の日本の見積もりは不合理 他国製の購入を検討」台湾高鉄は昨年初めに行われた新型車両購入のための2回目の入札の際、日本のメーカーからの提示価格が不合理だとし入札は中止となりました。 先週の取締役会で買収の進捗状況を報告し、現在は第三者と交渉していることを公表しました。噂ではヨーロッパ諸国のチームと交渉していると言われていますが、台湾高鉄はまだ正式に認めるには至っていません。
台湾高鉄は2017年に新車両購入案を推進し、新車両の仕様の参考として海外の車両メーカーに向けて入札案を募集しました。現在は日本製の車両が使用されているので、2019年と2020年には日本製のみの入札が行なわれました。2020年2月、2021年1月にはそれぞれ提出資料の不足や価格が不合理な理由で中止となりました。
今年の2月23日の取締役会で台湾高鉄の責任者は車両購入案の進捗状況を報告し、コンサルタントチームが日本以外の新しい調達先を見つけたこと、その相手がシステム切り替えに自信を示していることに言及しました。台湾高鉄の技術部門は、台北MRT文湖線の車両をフランスのマテラ社からカナダのボンバルディア社に変更した例を挙げ、システム切り替えの際に技術は問題ないと主張しました。
台湾高道に確認した中央通信社の記者によると、追加車両購入に関する前回の入札は、メーカーの見積価格が適正価格を大幅に上回り入札書類の一部が規定の要件を満たしていないため、昨年1月20日の同社取締役会で否決され、関連部所には調達のため第三者へのアプローチを含む他の可能な選択肢を検討するよう要請されました。
現在日本以外の第三者調達の技術、運用、メンテナンス、財務の実行可能性を検討中だとしています。打診している第三者はヨーロッパ諸国のチームと噂されていますが、台湾高鉄は機密事項として公表していません。
現在欧州ではドイツ、フランス、イタリア、スペインなど多くの国が高速鉄道の製造能力を持っています。カナダや中国も独自の高速鉄道の製造が可能ですが、台湾高鉄は中国を排除して検討しています。
新型車両の導入やシステムの改善を進める中で、より現実的な解決策を見出すことができると慎重ながらも楽観視しており、持続可能な運営という目標に向けて、より多くの選択肢を検討したいとしています。
またシステムの安全性と適正価格の条件の下で、異なるシステムの切り替えに関する技術的な問題を効果的に克服できるかどうかを慎重に検討するようマネージメント部門に要請しました。 さらに今後の入札仕様書を可能な限り国際標準に合わせ、カスタマイズを減らすと同時に、既存のシステムのカスタマイズを把握し、実際に必要ない部分を排除すべきであるとの意見も出されました。
中央通信社のインタビューに応じた交通部次官の胡香林氏は、実際EU諸国はすでに高速鉄道システムの統合・転換の経験が豊富で、欧州各国の高速鉄道の仕様の差はどんどん小さくなっていることを述べ、台湾の高速鉄道の車両や信号は、日本の方式からヨーロッパの方式に変更することも不可能ではないとの見方を示しました。
開業15年となる台湾高鉄は、現在は日本の新幹線700系をベースにした日本のシステムが使用されています。台湾の路線、環境、気候、規制、運用ニーズなど国ごとの違いに合わせ製造されました。車種は台湾を代表する700Tで、製造は川崎重工業、日本新幹線、日立製作所など日本の3社から合計34編成の車両を調達しています。
台湾高鉄は、過去に日本が提示した価格を公表したことはありませんが、ある台湾高鉄の役員によると、台湾に販売される同じ列車の価格は、日本本土の価格の3倍近くであり、非常に不合理であると述べています。
(情報:
中央通信社)
とんでもなく長い記事ですが、要するに台湾曰く日本が法外な価格をふっかけて来たので新車両はもっと安いヨーロッパから購入するよーってことですね。目先の安さに目がくらみ今後何十年と続く安全安定な運行を手放し、自らリスキーな道へと向かうのは残念無念。そして過去の文湖線の黒歴史はすっかり忘れ去られ、システム切り替えの技術に問題はないと言い切ったのには驚きました。日本からの輸送、マンパワーなど諸々を考慮しても、日本の3倍と言われる価格が適正かどうか私には判断できませんが、日本側も再度コストダウンを検討し双方で歩み寄り良い落とし所を見つけて欲しいものですね。
(担当特派員:TOP17号)
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