既にたくさん報道されているのでご存じだとは思いますが、昨日警戒レベル3級(多分これ日本だと内容的には緊急事態宣言同様だと思う。この上に四級があるけど、それはロックダウンとなるので日本にはない?制限レベルだから)の延長が発表されました。5/28終了が6/14まで延長となったことでじゃあどうなるのか?ですが、ちょっと自分なりに整理。
決定してることは・・・・。
●外出時マスク着用の義務化←これ毎日ニュースでマスクつけないで暴れてる、暴言を吐くモンスターたちの映像が報道されている。で、してないやつを警察が取り締まり罰金の刑にする勇敢な映像も流れているが、これで警察官の感染も広がってる的な報道も。でも感染した警察官がいる派出所クローズとか、何人もの接触者が隔離とかいう報道も合わせてされる。治安は問題ないのか?消毒で派出所クローズとか報道しない方がいいと思うけど。
●室内5人以上、室外10人以上で集まることを禁止←ずっと疑問なのは5人以上の家族は一緒に住んでていいのか?問題w そしてきっとマージャンは出来るようにするために5人ルールなんだろうなとも予測。
●営業エリア&公共エリア、交通機関でのマスクの着用とソーシャルディスタンスの保持。
●すべての学校の休校←これ本来は地方自治体マターだと思うけど、日本の文科省的存在の教育部が発表してたから政府指示となっていた。
●施設、店舗入場時の實聯制(個人情報記入制)←これも政府が指示してるってことでOK?強制なのかどうかよくわからないけど、オードリー様登場でシステム説明してたってことは政府マターのような気がする。
以外はすべて地方自治体の裁量にゆだねられているってことでOK?だとしたら、継続されるか否かがまだはっきりわからないのが・・・・
◎八大だか十大娯楽業や人が集まりそうな場所(公的機関含む)の営業停止は継続するのか?これまでの対象は台北市はダンスホールやナイトクラブ、バー、カラオケ、マッサージ、サウナ、ボーリング、スポーツセンター、ゲームセンターやそれに類似する娯楽施設のほか、イベント会場、映画館や劇場、集会場、体育館、イベントホール、音樂ホール、パフォーマンスホール、博物館、美術館、陳列館、史蹟資料館、紀念館、室内スケート場、室内プール、遊園地、児童遊戯場や類似する場所を閉鎖。教育や学習のスペース、コミュニティ大学、生涯学習センター、訓練コース、補修センター、社会教育機関 (教育館、科學教育館、図書館)及び高齢者食事センターや類似する場所ってなってた。
◎店内での飲食禁止営業は継続するのか?
ってことでいいのかな?
なんか、昨日は金門島が入島者に簡易検査して陰性じゃないと島に入れない宣言して、中央指揮センターがそれはダメって言った後、今日またOKになってたり(あくまで個人の意思で検査で強制でなければいいっていうあいまいさ)、金門と南投縣が独自でワクチンを手に入れるとかほざいたり、過去には新北市長が勝手にロックダウンを含ませた発言したりとかどうも中央指揮センターと地方自治体の小競り合いみたいのが多くて何がなんだかよくわからない。これはどこでも同じなのかもしれないけど、店を閉めろとか営業はこういう形でしなさいみたいな方針って一律じゃないと不公平が出ると思うんだよね。台湾なんかこんな小さいんだから台北と新北市だけで感染が広がるなんてあるわけないじゃん。昨日まで台東は感染者ゼロだったけど結局出たわけだし、人数の多い少ないはあれど同じ状況になるのは時間の問題なんだから、一律にやらないと揉め事が起きる。とりあえず店内での食事NGルールは、新北ではNGでも基隆や桃園でOKだったら道路渡ったら食べれるみたいな話になっちゃうこともあったりするので、メディアの格好のネタにならないように考えてもらいたい。店の営業に指示を出しているのは地方自治体なら、それに伴う損失への補償は地方自体なのだろうか?多分ここ絶対にもめるw
お天気(
台湾中央気象局調べ)
台北 曇り/雷雨 26~34度
台中 曇り/晴れ 27~34度
高雄 曇り/晴れ 29~32度
花蓮 曇り/雷雨 26~31度
レート(
兆豊国際商業銀行調べ)
10000JPY→2467NTD
1NTD→3.855JPY
台湾ロト(
台湾彩券HP調べ)
威力彩(2021.5.24発表)/05,11,14,19,33,38/第二区ナンバー02
大楽透(2021.5.25発表)/15,31,38,44,46,48/特別ナンバー21
ロトの購入方法など詳しくは
こちら <今日のニュース>「労働部、持続化給付金の選択中。二種類の対象者が受け取れる有力候補に」全台湾警戒レベル3級となり、十大娯楽産業は営業停止となっています。さらに台北、新北両市は店内での飲食も禁止。多くの自治体が同じように徐々になっている状態は市民に恐怖を与えています。この状況となり、多くの人の興味は労働部が再度、持続化給付金に関する計画を発表するかどうか?関係者からは現在、対象を選択中であるとされ、仮に発表された場合に二種類の対象者が受け取ることが出来る有力候補であることも示されました。
台湾内での防疫体制が厳重となれば人々の関心は、補償や救済がどうなるか?経済雑誌<工商時報>によると、労働部次長王氏の話として、現在各部会で討論されており、過去の効果も検証し、現在の防疫状況も考慮しながら、現状に合った持続化給付金対策を提案する予定だと報道されています。
また<アップルデイリーネット>の報道では、自営業者への再給付または一定の雇用がなされていない非正規雇用的労働者などの二種類の労働環境にある労働者を対象として給付を行う方向で検討されているとされています。ただし最終決定は行政院で行われるものであるとも付け加えられています。
労働部は昨年安定した雇用関係を持続するための「充電再出発計画」と「安全即時雇用労働計画」を発表し、職業訓練費用や手当の補助などを行い、勤務時間減少による減給を補てんする対応を行いました。また、「安全即時雇用労働計画」では労働時間の短縮による減給分を1.2億の公務的業務での労働を提供することで毎月の補助として最高1万2640元(日本円約4万8000円)の補てんを行っています。
これ以外にも経営者レベルへの対応も計画実行をしています。これは自営業者及び一定の雇用がなされていない非正規的労働者を対象に補てんが行われたもので、基本方針「弱者を優先、富の排除、非重複享受」の原則のもと、初期計画時は毎月1万元(日本円約3万8000元)で3か月分の3万元(日本円約11万4000円)の支払いと、給与減額などによる困窮労働者への10万元(日本円約38万円)の貸付と政府による1年分の利息補てんを行う対応を行いました。
(情報:
CTWANT)
いよいよ経済的補てんをスルーすることが出来なくなってきてるわけですが、結局のところ最初にやったことと同じことしか考えられてないってことのような。コロナの感染拡大が始まってから1年以上が経ち、世界中が苦しんでいた中、高みの見物をしていた台湾ですが、いざ感染拡大が始まっちゃったら何にも準備できてないじゃん!ってことが露呈されまくり。そもそも感染を抑え込めていたのに(PCR検査自体をやらない方向性できたわけだから本当に抑え込めていたのか?も定かではないけど)、チャイナとエロ爺を理由に感染が拡大したような話になってて一気にここまで拡大。2週間ぐらいで感染者5000人越えってどうしてなの?っていう謎。
一般市民での感染拡大は、台湾で猛威を振るう威力の強い変異株的存在の萬華茶館獅子王型が猛威を振るっているけど、最初に沢山の医療機関でクラスター発生。そしてクラスターが発生するとそこを閉めるっていう恐ろしい対応。病院行けなくなったら安易に感染拡大を誘発するだろ!対応でどんどん広がってる(←これは今でも)。なんで病院で感染拡大するような体制で対応してるんだってことが問題なんだけど。今更過去を振り返ってあーだのこーだの言ってもしょうがないけど、ここまで台湾は奇跡的な状況が続いていただけで、今後は崩壊からの揉め事だらけな世界に突入していくことでしょう。
昨日までは、なんか珍しく台湾が一致団結してコロナを消滅させよう!みたいなモードでいれたけど(これはなんか昔の日本のような感じだった。みんなで協力しなきゃね!みたいな雰囲気。そして今の日本にはこの感覚がなくなってしまい個人主義的になってることで感染拡大してるみたいだから、こっち住んでる日本人としては不思議な感覚w さらにこちらの若者は基本ルールを守ろうとしている。むしろ年寄りが暴走。ここも年寄りが幅を利かせていた昭和な日本的だったw)、延長となったことで今日のニュースのような補償に対する注目が集まり、金がないから大した補償にはならず、そこから不満というほころびが生まれ、一気にバラバラになる。そんな姿が見えて怖い。最後は金でしか解決できないんだからどうにかうまくまとめてほしい。ちなみに外人にはどうせ何もないと思っているから期待もしてないし、内容は正直どうでもいいっていうのが本音。
もう一年以上コロナが続いているんだから、いい加減こっち住んでる外国人への補償や対応もちゃんと考えてくんないかな。我々はなんか出稼ぎ労働者と同じ扱いにされてて、すべてにおいてカースト制度の最下段グループにインしてるような気がする。税金払うとか金の支払いの時だけTOPクラス扱い。理不尽極まりない。
(担当特派員:TOP1号)
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