中秋節の4連休、台湾北部は晴天に恵まれて外出がはかどりましたが、連休が明けた途端に雨模様。こんな天気では仕事や学校へ行くのもテンションあがらないわーと嘆く声も聞こえてきました。そうは言っても帰省休暇だったお店が再開し、休み中の出来事を語り合うのも楽しいもの…ですが結局「連休に海外へ行けないのが辛い、台湾中どこも激混みでうんざりした」という嘆き節に変ってしまいます。「日本へ行けない、買い物ができない。唯一良かったのは、お金が貯まったことよ…」不敵に微笑む人に「次回への繰り越しだね。日本へ行けるようになったら沢山買って、使ってください」と煽っておきました。
お天気(
台湾中央気象局調べ)
台北 雨 22~24度
台中 晴れ/曇り 25~33度
高雄 晴れ/曇り 27~32度
花蓮 曇り/雨 24~30度
今週の天気→北部、中部、南部は一週間と通して今日と同じような天気と気温で推移しそうです。東部は水、木あたりで晴れ間が見えそうですがその後再びぐずついたお天気に。今週も金曜から三連休ですが、週末のお天気は北部、東部は残念ながら現状は期待できそうもない予報となっています。
レート(
台湾銀行調べ)
10000JPY→2644NTD
1NTD→3.607JPY
台湾ロト(
台湾彩券HP調べ)
威力彩(2020.10.1発表)/11,13,15,19,25,33/第二区ナンバー01
大楽透(2020.10.2発表)/11,15,16,18.24,26/特別ナンバー46
ロトの購入方法など詳しくは
こちら<今日のニュース>「クレーマー退散!かき氷店に8つの規則 守れないなら食べに来ないで」花蓮のかき氷店が、顧客とのトラブルを回避し店員を守る対策を繰り出しました。店の入り口に8項目の規則を貼り、来店者に遵守するよう求めています。細かいカスタマイズには料金100倍、お金を投げたらオーダーを後回しにするなどクレーマーや横柄な顧客への牽制は来店者に一目置かれ、店員は守られていると感じるようです。
この店では目と見開き耳を澄ましていないと、かき氷を食べることができないかもしれません。
暑い日には小豆や綠豆にシロップをかけたかき氷を食べたいもの。ここではまず、入り口に貼りだされた注意書きをしっかり読みましょう。ずらりと並んだ来店者への8つの規則は、かなり変わったものも含まれています。スマホのスクロールに夢中で番号を呼ばれても気づかない場合は、再度並びなおさなければなりません。細かいカスタマイズには100倍の料金を要求するほか、お金を投げたらオーダーを後回しにするなど、利用者にも礼儀を求めています。
『注意書き』
1. スマホに気を取られないでください。番号を3回呼んでも返事が無ければ次の人に飛ばすので、並びなおしてください。
2. 店にも利用者と同様に、取引を断る権利があります。
3. 冬メニューの湯圓や混雑時は出すまでに時間がかかるので辛抱強く待ってください。それがイヤならとっとと帰って。
4. 当店ではメニューにあるものだけ販売しています。度を越したカスタマイズには商品の100倍の料金をいただきます。
5. 顧客至上主義を求めないでください。5スターのサービスならミシュランレストランへ行ってください。
6. オーダーにチェックを入れなければミスが起きます。オーダー違いは自腹を切ってください。
7. 「あずきあずきあずき」だけでは、何を注文したいのか誰にもわかりません。
8. 良くない態度にはそれなりの報復があるでしょう。
注意書きの最後は「オーナーがこれまでたたき出したのは累計9人」と〆られています。
「入って来るなりお金を投げて注文する客もいるけれど、うちは食べ物を売るだけでサービス業ではないから」
花蓮商校街にあるこの有名なかき氷店のオーナーの主張は一見個性が強いようですが、これは店員を守るためのもの。「実際には、こんなひどいお客さんは少ないですよ」といいます。
強きな注意書きは横柄な客を入口でブロックでき、多くの来店者が「みんなスマホばかり見ていて、番号を呼ばれても気づかないから」と店側の言い分に納得して利用しています。
飲食業で最も恐ろしいのは横暴な客。多くの業者がひたすら謝り、受け入れる道を選択しています。しかしこのかき氷店は直球の勝負をしかけました。もしあなたがこの店で不合理な要求をしたら、オーナーがたたき出す10人目のクレーマーになるかもしれません。
(情報:
TVBS新聞網)
台湾にも「お客様は神様主義」の人が多く存在しますが、ここはお店もお客も同じ人間だよときっぱりしていて天晴れ。台湾の年配の方に「お客様は神様ですから」と日本語で言われ「三波春夫先生はそういう意味ではおっしゃっていませんよ」とやんわり牽制したこともありました。若い世代はスマホに夢中で呼んでも聞いていない、反応が薄いことがあるけれど、社会でもまれれば態度も改まるでしょう。カスタマイズの件は、他の飲食店で「氷の量は?糖度は?トッピングは?」と聞かれることが多いし、出来て当たり前と思い込んでいる人が多いのかも。注意書きの店はちょっと面倒くさそうでも、私はこういうつっけんどんな店主の店に萌えるタイプです。最初からやたら愛想のいい店は通っているうちに対応が雑になってがっかりすることがあるけれど、仏頂面だったオーナーが「いつものだろ」とちょっと笑顔を見せてくれようになるほうが、人間らしさを感じられて嬉しくなります。
(担当特派員:TOP33号)
1号より→このニュースを読んだ時の解釈の違いにびっくり。もはや与党と野党レベルの解釈の相違が・・・。自分としては台湾には「お客様は神様です」概念はほぼゼロで、「お店が神様です」概念が主だと思ってたから、とんでもないドクターX的な強烈店の紹介だと思ってたけど、33号はお店に対して「よくぞ言った!」という店擁護解釈だったw 受け取り方が荒んでいる1号とは大違いなピュアハートあふれるコメントに敬意を称します。しかし・・・どんだけ偉そうなんだこの店は←まだ言うw
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