本日ご紹介させていただく「扶旺號復興店」は、アイディア溢れるサンドイッチや蛋捲(台湾風クレープ)などが楽しめる店。場所はMRT忠孝復興駅裏にある近い白そごう(SOGO復興店)のすぐ近くにあります。

朝7時から営業していますので、朝ごはんを購入し移動中の電車やバスの中でもいただく事ができますし、地下1階にあるイートインスペースでさくっと食事を済ませ次の目的地へ向かう事もできますね。入り口では大きな鉄板でシェフがトーストやサンドイッチの中に入れる具材を焼いています。

何故「鉄板料理のアレンジなのか?」の部分を軽く説明すると、この店は台湾でも非常に有名な「香蓮」という鉄板焼き店が、約5年ほど前に新しく立ち上げたブランド。「扶旺號」の他「小旺號」や「甘妹弄堂」もあり、こちらの店と同じく鉄板焼きがアレンジされたメニューや、お店の入り口に大きな鉄板を置いた店が多いのも特徴かもしれません。全てのお店をチェックした訳ではないので、少しイメージが異なる店舗もあるかもしれませんが・・・。

朝食限定セットメニューはこちら。お店の看板メニューなどは昼でも注文OKな物もありますが、ドリンクが付いてこの値段であればとてもお得な気がしました(店員さんの上にあるメニューが見やすいかもしれません)

その他毎日限定メニューも店頭に写真付きで置かれていますので、是非こちらもチェックしてみてください。

まず注文&会計を済ませ番号札をもらってください。番号表示板に自分のナンバーが光れば料理を取りにいきます。ちなみに食事を終えた後の片付けなどもセルフですのでご注意を。

ちなみにこちらのイラストは、お店の看板メニューでもある「しらす」を使ったサンドイッチに使われるしらすをイメージして描かれたものだそうです。
イートインスペースの様子。ソファー席、テーブル席、カウンター席があり。30席以上ありそうな感じ。あと一番奥にお手洗いもありました。

という事でこの日は「シラス」を使った「菜圃蛋魚土司(シラスと干し大根の卵焼きサンドイッチ)・65元」を注文してみる事に!台湾料理の代表「菜圃蛋」とシラスのコンビネーション、一体どの様な味なのでしょうか?

サンドイッチはトーストを焼かずにふわふわのままで提供されます。とても柔らかい卵焼きに甘めの台湾マヨネーズが塗られ、ほんのりしょっぱいシラスが挟まれているだけなのですが、これがとっても美味しいのです!お子様でも安心して食べられるサンドイッチ!台湾風卵焼きがお好きな方は是非チャレンジしてみてください。
「生菜蝦鬆捲餅(エビのレタス包み入り台湾風クレープ)・100元」は、鉄板で表面がサクッとなるまで焼き上げられた皮に1枚レタスを挟み、エビの餡を入れ巻いたもの。

餡は玉ねぎ、台湾式揚げパン(油條/ヨウティアオ)とセロリを炒めた物で、玉ねぎの甘さと細かく刻んだセロリの香りが素晴らしく、また台湾風揚げパンのサクサクさと香ばしさが嬉しいクレープです。あっさり仕上げられているので女性でも丁度良いサイズかと思いました。
料理は全てこの様な可愛らしい紙に包まれて渡されますが、鶏や玉ねぎなど、店で実際に使っている材料だけ描かれているそうです。しかも先ほどの「シラス」を描いた画家の方がデザインしたものだそうです。小さなところまでこだわっていますよね!

お昼からのメニューはこちら。鉄板チャーハンや鐡板蚵仔煎(台湾風カキのオムレツ)など、気になる料理がありすぎて困ります!次回は11時前後に入店し朝食セット&昼からのメニューの中から注文してみようと思っています。

復興店以外に、西門店や通化店などもあります。メニューは少しだけ異なる様ですが、台北駅裏には別ブランドの「小旺號」もありますよ。新幹線で遠出する際は是非このお店の朝ごはんもチェックしてみてくださいね。
<基本データ>住所:台北市大安區復興南路一段133-1號
(MRT板南線 忠孝復興駅2番出口から徒歩5分)
電話:02-2771-5736
営業時間:07:00~16:00(月~木)、07:00~19:00(金、土、日)※毎月最後の火曜、休
<23号のちょっとひと言>とにかく美味しそうでアイディア溢れるメニューがいっぱい。全てを制覇したいと感じたほどです!トーストもバリエーション豊かですので是非お気に入りを探してみてくださいね。
お薦め度★★★★★(一人でもゆっくり食事ができる&閉店前に立ち寄ってテイクアウトしホテルで食べても問題なし!こういうお店って何かと利用しやすいと思います)
優柔不断になってしまう度★★★★★(サンドイッチだけで10種類以上、更にはライスバーガーやクレープまであるので、どれにするか真剣に悩んでしまいますよ)
(担当特派員:TOP23号)
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