皆様、はじめましてTOP美魔女号の子分、レンブリンです。非常勤TOPレンジャーズの一員としてこれからブログに登場させていただきますのでよろしくお願いいたします。記念すべき第一弾は桃園にある紅茶の観光工場のレポート!桃園にある紅茶の観光工場をレポートさせていただきます!先日の土曜日の昼下がり、TOP1号と美魔女号、共通の友人とレンブリンの4人で「大人の遠足」と題し、車をチャーターし桃園の大渓まで行ってきました!向かったのは「大溪老茶廠」。日本統治時代に三井合名会社(後の日東紅茶)の工場として建てられた紅茶工場です。
桃園の大渓という場所にあります。台北から車で約1時間で到着。外観はシンプルな作りです。想像していたよりコンパクトにまとまってました。
駐車場完備!!土曜日の午後で満員御礼状態でしたが桃園の中でも人里離れているのできちんと駐車場があります。
13時頃に台北を出て、14時ちょっと過ぎ位に到着です。車だと渋滞なければ1時間強くらいです。
レンブリン、なんとこちらのえらい方とちょっと知り合い(ということにしよう)でこの日は案内をお願いしていました。恒例のビジネスご挨拶を終え、まずは2階へ、ということで階段を上ります。
階段を上ると2階は全体が1つの広い部屋になっています。稼働当時はここ全体が茶葉の乾燥室だったそうです。
木造の梁は釘を使わない方法で組み合わされているそうです。日本統治時代に伝承された技術だそうな。
茶葉を乾燥させるためにしたから温風を送ったと言う場所があるのですが、温風を効率よくめぐらせるために木の格子扉が2枚重ねになり、ブラインドのように閉めることが出来ます。これも日本時代に伝承された技術だそうです。
壁に大きな換気扇がついていて、これを稼働させて全体の空気を動かしていたそうです。ちなみにこちら空調が無く、とても暑い…。説明を聞く中全員汗だくです。
窓は90度まで開くように設計されこれも空気を通す工夫だとか。
足元に窓がついていました。何をチェックする窓かと思ったらここから乾燥した茶葉を下の部屋に落として運ぶ手間を省いたそうです。
ここで写真集とか撮影できそうと1号が連呼していました。いつなんどきでも仕事の事を考える仕事熱心な1号。確かに光の入り具合などどこでもオサレ感が出ます。
下の階では今でも実際に使っている製茶室を見せてもらいました。さらーっと連れてきてもらいましたがどうやら一般の方は入れないらしいです。
さきほど上から見た窓があったところです。窓の下に機械があってうまく落ちてくる仕組み。人件費削減、かつ無駄なパワーを省くと言う画期的なアイデア。
実際にここで今も紅茶を作っているそうです。月に何度か商品用のお茶などを作るそうな。
展示室で見た金庫。金庫の上に置いてあった日本語訳に注目。「安全な日本の植民地時代」!!! なんかそういってくれてありがとう…。とかしこまる我ら4人の日本人でしたが、なんか違うでしょう。
1号が声を上げて驚いていたティーパックを作る機械。どうやらこんなに複雑な工程を得てティーパックは出来ているのですね。
雨に降られそうでギリ降られないと言う状態でなんとか切り抜けていましたが、ちょっと外も探検しようと思ったら、大雨に打たれることに。しかしこちらには無料で園内貸出の傘まであると言う至れり尽くせりぶり。
ものすごい大雨になってきたのであきらめてティールームでお茶をして雨宿りすることに。入口にあるこれはなんだと思ったら…。なんとこれプーアール茶です!丸くなってるのは見たことありますが、こんな本棚みたいなところに入ってるのは初めて見ました。
1階にあるティールーム。どこもなんだかオシャレな空間です。
紅玉紅茶(日月潭紅茶 台湾18號)アイスで1人前120元です。さすが香りがよい、おいしい紅茶です。
隣の人のテーブルに置いてあるミルクティが飲みたいという1号。美魔女号が店員さんを呼びとめて「隣のテーブルの飲み物ってなんですか?」と聞きだして頼んだ日月奶茶120元です。ほのかに甘くておいしい。
温かい飲み物だと値段が高いのですが、一緒に巨大な熱湯の入ったポットが添えられ、何度も何度も飲むことが可能。大人数にはもってこいです。
実は裏側にも食事系メニューが書いてあると知らずに大量に甘いものを注文しました(笑)どれも手作りで美味でした。
裏にはお茶に関連した食事のメニューがありました。ケーキを大量発注した我々が気づいたときには時遅し…。でも茶葉蛋(2個で50元)を追加注文して気を静めました(笑) 卵は味がしみてておいしかったです!
実は渡り廊下を渡ると別のカフェコーナーがあります。ただこの日は団体様の貸切デーだった模様(メニューはティールームと同じようです)。1号が勝手に見つけ出した部屋。どうやらこちらも貸切などに利用できる模様。
1階には他にも売店があります。おしゃれな茶器などが揃っています。(ちなみにどれがディスプレイでどれが売り物なのか分からない)

ここで製造したお茶も販売されています。キャプ:美魔女号がほしいと言っていた「ケトル」。お値段7200元です。そしてとてつもない重み。撮影大好きなのですが、この工場はとてもフォトジェニックで、この場所だけで150枚くらい写真撮ってました。入場料も無料で来る価値ありですね!
<基本データ>住所:桃園市大溪區新峰里1鄰復興路二段732巷80號
(
台湾好行バスが走っています。ただ1時間に1本でしかも土日オンリーっていう…。台北からだと台湾鉄道で桃園駅まで、そこから台湾好行に乗り換えてバスで1時間ほどという、結構な長旅。(しかも土日限定の行き方) おそらく(というか確実に?!)台北からタクシー貸切ったりした方が無難かもです…。)
TEL:03-3825089
営業時間:月~金10:00~17:00(土日祝~17:30)
<レンブリンのちょっとひと言>元々公共交通機関を使うことしか頭になかった庶民派、美魔女号とレンブリンは必死で台湾鉄道を予約したり、バスの時間を調べていましたが、1号の「もちろん車でしょ?」の一言で車チャーターで来ました。でも1号の予感は素晴らしい。車で来て大正解な結果になりました。日本統治時代に建てられた元々の工場は火事で焼失してしまい現在の建物は2代目です。
日本、イギリス、台湾の建築様式をミックスした建物はシンプルながらどこを撮ってもとてもオシャレな空間でした。ただ2階は冷房がないのでこれからの夏はもっと暑いだろうな…。余談ですが、この日の最大のアクシデントは工場の案内ビデオを見ようとした際、ほぼ満席のビデオルームの中に遅く入ったため4人とも席がバラバラに。レンブリンは1号の後ろに座ったのですが、暗い部屋の中で10歳くらいの男の子が1号の前を通ろうとウロウロ。その時点でぶち切れモードの1号でしたが、その後、なんとその子が1号の横に座り、暗い中1号ずっと見つめたり、横に振れて1号にドンドンぶつかると言う命知らずな行動に…。怒りながらもガン無視する1号を背後から見つめ、全然ビデオの内容が入ってこないレンブリンでした…。
おしゃれ度★★★★★(光の入り具合、窓の感じ、椅子などなどどこを撮っても絵になります)
快適度★★(やはり古い建物と言うことで冷房があまり入らない模様。2階のフロアは空調なしなので台湾のこれからの暑さの中での見学は覚悟が必要)
(担当特派員:レンブリン号)
From1号
新メンバー登場です。安心して文章を読むことができます(笑)。本文でも1号の声が出てましたが、写真集撮影には持って来いな場所ですな。ただ営業時間外じゃないと撮影は厳しいかもなので、朝八時にはここに行かないとならないでしょう。で、逆算すると台北発6時半みたいな若干オーマイガーなスケジューリングに。もう一つの問題はここまで行ってここだけ撮影ではちょっともったいないってこと。この部分はレンブリン号が次回のブログでセットメニューとして別の場所をご紹介してくれるってことでお楽しみ。ええ、ネタは引っ張りますとも(爆)
PS・・・レンブリンは触れてはおりませんでしたが、1号が声をあげていたティーバック製造機のところでの爆弾発言は「日東紅茶のリプトンってあんな簡単な包みなのにこんな複雑な工程の機械を使って作るんだぁ」です。後から調べてもらったら日東紅茶とリプトンはライバル会社であることが判明。深くお詫び。更に黄色いティーバックの紅茶の商品名をリプトンだと40年以上も勘違いしながら生き続けていたことも発覚。ダブルパンチ。
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