噂には聞いていたがもうすぐ猫アレルギー認定の1号は絶対に近づかないであろうエリア。でも、仕事となれば行くのがさだめ。ついに上陸噂の猫の村「猴硐」に!

九份から拉致した運転手をここまで引っ張りその後台北へと戻る。彼は30分ぐらい待っててという1号の言葉に騙され90分も待つことに。メーターは動いていない。もう料金はポッキリで交渉済みだから。更にこんなところで逃げられては困るという事でお金は渡していない。待つしかないよね。ちなみに捨てられても後ろにすぐ駅がある。が、電車で帰るなんてアリエナイザー。

いきなり道路標識でこんなものが!さすが猫村だ。

駐車場から駅までは一分ね。道すがらこんな無人のお土産屋があるが誰がお金を入れるのか?っていうか誰がこれを買うのかの方が正しいかも笑

今我々がいる場所はいわゆる猫村の反対側のゾーン。こっちにはいないんだろうなって思いながら駅前へGO。

そういえばこのエリアの名前は「猴硐」この「猴」という字はサルと読むのではないだろうか?が、猫村。謎。駅前には屋台系の店が数軒と、お土産やもあった。うん、ここで飯を食おうと思ったら食えるんだな。メモメモ(仕事の下見ですからね。こういう情報大切!)

いきなり商店街にも猫がいるではないか!すでにおさわりしている方多数。

店ではお猫様に捧げる餌も販売中。

奥には資料館。これは多分炭鉱のだろう。で、その前の広場にはすでにタプリと猫様が。更に猫様には人が食べるものとか、賞味期限の過ぎた餌とかあげるなと書いてある。じゃあ昔家で飼ってた猫はいけない物を食べていたのか??たまに猫のご飯の方がちびっこ時代の1号よりもいいものを食べていた時もあったぞ。更にベス(本名:エリザベス)、ドン(本名:ドンキホーテ)という二匹の犬に至っては、1号と同じご飯を食べていた!(汁かけごはん)。あのときのショックはいまだに忘れない。母親に「ベスとドンにご飯あげてきて~」と言われ、いい子1号は素直にボールに入った餌を玄関に運び犬にあげる。で、テーブルに戻り「ご飯食べな~」と言われ自分の席に行ったらさっきあげた物と同じものが。犬との違いは人間らしい器に盛られているのみ。しかも量は犬以下!忘れもしないその日のメニューはワカメの味噌汁に白米をぶっこんだワカメ汁ご飯。おっと猫の話なのに脱線した。

猫様にはお家もあるようです。このお家は各所にございました。ちなみに表札はないので自由にお使い頂ける模様。

何か見える。見えたら行ってみるよね。

で、振り返ったら植物の中に猫。そう、このエリアの猫は神出鬼没。下手するとふんずけちゃいそうなポジションにいるのでご注意を。ちなみにやはり匂いは強烈。猫臭っていうか動物臭が漂っている。久しぶりに牧場に来たかのような香りが漂っていた。

階段があってそこ上ると上部の橋みたいなところに出る。ここもきっと炭鉱跡地だったんだろうというのは一目瞭然。

橋の上からの風景。それなりに綺麗だが結構怖い。高いとこ苦手な人要注意。

橋の突き当りに自動的にはいれと言わんばかりの多分石炭を掘ったトンネルのようなものがある。で入ろうとしたらお金がかかるらしい。50元。仕事です。入ります。入り口でスタンプラリーの紙のようなものを渡される。全部そろったらジュースか水がもらえると言われた。

入ってみた。どんな世界が広がるのかと思いきや

10歩歩いたらいきなり階段があってそこを登ったらもう外に出された!これで50元という事は一歩約5元の計算。恐るべし価格設定。

で、こうなったらスタンプラリー全部集めてやろうじゃんと回る。全部半径10メートル以内。しかもなぜこんな誰もいない倉庫のスタンプを押すのだ?ってようなところがフィニッシュポイント。

で、ゲットしたのがこのドリンク。なんですかこのコップは(笑)。ちなみに私はその日具合悪かったです。とりあえず蜂蜜何とかジュースだった。まあ50元でジュースもらえたから先ほどのトンデモナイ価格設定は許すが、このスタンプラリーに参加しなければ50元をどぶに捨てるようなもの。皆さん意地でもドリンクはもらいましょうね。

で、このあたりには猫がいないので一気にさっきの反対側の村へ行ってみる。ちなみに駅の上部に反対側に渡る歩道橋みたいのがあってそこ通ればすぐ行ける。現在立派な歩道橋建設中。オープンは明日と言っていた(先日の10号のニュースによると4月に延びたかも?)。このデザインのイメージは糞ではないだろうか?というような色味。

歩道橋出ると目の前に猫村マップが貼ってある。このエリア歩いて回っても15分ぐらいな小ささです。で、人が住んでいるエリアだからこっから先は入っちゃダメとかいろいろあるけど、もうほとんど人様のうちに侵入しているような状態で猫を見ることになりますので静かにしてあげないとかわいそうな感じ。よくこんな知らない人たちがうじゃうじゃくるところで暮らせるなというような生活環境です。台湾版猫じゃらし(右の写真)も販売中。ちなみにこの店週末しかいないらしい。この前平日にも言ったらいなかった(すでにリピートまで終了)。

さっきのスタンプラリーエリアは遥か彼方ね。

では回ってみましょう。とにかくあちこちに猫がいるから。

あっ、屋根の上の子はオブジェで本物ではないですから。

人のいるところ=猫のいるところ。ただ一か所に集中している訳ではなく、あちこちに自由に分散している感じ。

ちっちゃいけどカフェみたいなのもある。室外機にも猫を描く気合の入れよう。このあたりに来るともう何匹見たかの測定も不可能。

このあたりはさっきの歩道橋の右側のエリア。多分この辺に猫が集中している感じだが活動中心には猫はいない模様。この活動中心は猫様のものではないのですね。

なんだかまだ広がってそうだったがもちろん上るのが面倒なので下がらない。しかし見てこの乳母車の夫婦。乳母車が斜面に向かっているではないか。危ないったらありゃしない。もちろん注意はしない。

犬と猫ももちろん以前の1号の家のように共存。

が、必ずいるこういうひねくれ者もいるからね。猫の村にペットの犬を連れてくる。どういう神経をしているのか?もちろん注意はしない(笑)。猫ちゃんたちがやっつけちゃえばいいとちょっと思ってしまった。

はい、こういうお土産は絶対ですね。猫の形をしたパイナップルケーキです。一個だけ下さいって言ったらお店のおばちゃんに「可愛い」と言われた。なぜ??一個しかいらないからそういっただけなのに、かわいかったらしくオマケを2つくれた。で、合計3つに。この店では一個下さいがオマケをもらう素敵な作戦な模様。

最後に道すがら撮影した猫村とまったく関係ない面白写真。最初九份に珍しくバスで行った訳だけど天井に非常出口があった。でも説明している開け方は非常出口が横についているバージョン。この体制でこの扉を開けることは無重力状態でない限り無理という説明。このバスで有事があっても我々は逃げられません。

九份の階段の下にあるコンビニの便所に書いてあった張り紙。誰かちゃんとした言葉に直してあげてほしい。
以上、猫村レポートでした。
<基本データ>住所:は、ないからとりあえず行き方ね。台鉄の猴硐って駅の真横が猫村。この駅は各駅停車しかとらないでしょうから台北から来るなら区間車っていう各駅停車で来てください。多分一時間もかからないでしょう。ちなみに九份に行くときは瑞芳って駅に行きますが、その隣の駅がこの猫村の駅
<コーディネーターのちょっとひと言>ここはナンダカンダ仕事のニーズはありそうなとこなんだよね。猫が好きな人って結構いっぱいいるらしく。雑誌やTVでも撮影ありなのが不思議。ただ、ここは一般人が普通に生活しているエリアで、そこにたまたま猫が一杯いるからそれを見に人が来るって場所で、地域の住民がそれを喜ばしく思っているかって言ったらそうでもないのも現状。とにかくこの村をこのまま残したいならば見に行く側が最低限のマナーを守らないとならない。さてタイワンニンにとっての最低限のマナーがどの程度なのか?は不明ですが、とりあえず騒がないは必須。あと、聞いた話によると猫が一杯いるからって猫を捨ててく人が多いらしい。猫の村って言っても猫を捨てていい場所ではないんですからそのあたりのルールもちゃんと守らないとこの猫村なくなっちゃうと思うよって事を言っておこう。最後に基本飼われてる猫の方が少ないと思うから触ったりはしない方がいいと思う。見るだけにすることをお薦めします。
お薦め度★★★(よっぽど猫が好きな人じゃないとわざわざここに行く価値はないでしょうからね。特定の方にニーズありって場所です)
猫語を話している度★★★★★(猫に通じているのか?は全くわかりませんが、みんなが「にゃーん」とか「にゃーご」とか言う。コミュニケーションが取れているとは全く思えない(笑))。
(担当特派員:TOP1号)
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