最近こんな感じのオサレなフレンチやイタリアンのレストランがてんこ盛りな台北。元々洋モノのレベルいと低しと断定していた1号はどこにも近づきませんでしたが、仕事で行くこともいとおおし。時代が変わったのか?台北の取材でもこういう西洋料理の取材に行くようになってきてるんですねぇ。別に台北だからといって中華料理じゃなきゃダメだってこともないっちゃない。これからの旅はおいしい中華に+どっかで西洋料理が新しい旅のスタイルか?と、勝手に提案してみよう。
で、訪れたのは日本にはまだないらしいお店「STAY」

台北101のショッピングモールの4Fにレストランがあります。そーいえばこのエリアにレストランは何軒かあるけど一度しか食事をしたことがなかったなぁ。こちらのレストランはミシュランの3つ星シェフYannica Alleno(ヤニック・アレノ)氏がプロデュースしているレストランで世界中にもまだ四店舗しかないという貴重なレストラン。フレンチだけど敷居が高いわけではなく、シンプルに食事を楽しんでもらいたいというコンセプトで展開されているレストランらしい。どこでもビーサン短パン上等なタイワンニンの皆さんの事をよく理解されているコンセプトです(笑)。そして何を隠そう1号もフォーマルで行く食事なんてサラサラゴメンなので非常にありがたいということで当たり前のようにジーンズで行きました(一応ジャケットは来てたが下はもちろんTシャツ)。

従業員もお客さんも外人率が高い。もちろんその外人率を上げることに1号も貢献。やっぱりお店の中はかなりかしこまった感じだけど、レストラン的にはカジュアルに食事を楽しんでということだって言うから緊張しなくてよろしいです(11号風)。ちなみに右の写真の席はそのテーブルの予約をした人しか使えない席で、10日前までに予約。お食事はすべて席の横でシェフ自らが取り分ける大皿料理のスタイルで出されるらしい。8名以上でなんとお値段5万5000元らしい。ワオ!

今日はお店からのご招待ランチなので(役得)選ぶも何もなく1900元の高級ランチを頂く事になりました(感謝)。ちなみにメニューは1号が曲げてるんじゃありません。こういうデザインなんです。

もちろんフレンチレストランですからワインも豊富に揃っているんだろうって思って聞いたらこんなメニューが来た。すげー。でもボトルだけ?って思ってグラスはあるの?って聞いたらグラスワインリストもちゃんと存在していた。小市民もこれで安心。もちろんソムリエもいます。が、外人(欧米系ね)。中国語話せるのかな?そこ確認すんの忘れてた。

食器はすべてオリジナルで、よく見ないとわからないかもなんですがオーナシェフのイニシャルYとAがデザインされてるんだって。

本場仕込みのバケットからスタート。皮サクサク中フワフワ。台湾では甘いパンしか食べれないのですがほのかな塩味がうれしい。

もちろん前菜からスタートなんだがこれはメニューにはないサービス前菜。1号が特別に出されたわけではなく、このサービス前菜は誰もが提供されるうれしいものらしいですよ。

で、これが本物のセットの前菜。フォアグラとかレバーとか鶏づくしの一品。

これは別の方が食べたさっぱりサラダ。

そして二品目。また前菜か?と思ったら、あとからスープを注ぎ込みスープに生まれ変わる。カニとエビの旨みが凝縮された結構濃厚なスープ。蟹アレルギーへのカウントダウンが開始されている1号。あと何回蟹が食べれるのか?不明ですが間違いなく回数は減ったでしょうぐらい蟹度高し。

昼からフィレステーキいっちゃいました。ポテトも一杯あったけど二個しか食べれませんでした。

これは龍でしょうか?みたいなすごいのキターーーー。これ多分直径一メートぐらいあるデザートプレート。

本当はこの半分が普通の盛りらしいけど、今回は1号様特別バージョンで二個が一セットとなり登場。ちなみにこのデザートプレートを普通に注文したら2980元だそうです。今日のセットより高い(笑)。で、お食事で2900元のセットメニューを食べるとこの半分のプレートがデザートとして提供されるんだって。いずれにしてもすごい量。一個一個外せるようになっていて、それぞれの前に穴の開いたプレートが出てくるからそこにはめていただきます。

一個一個がなんだか説明するのは申し訳ないがスルーで見て判断してって感じ。ただね、全部が全部甘いわけではない。甘さ控えめのもあるし、更にジェラートと一緒に食べるスイーツとかもあって女子がみんなでつつくなら楽しいでしょうね。

これを1号一人で食べろと言われてもそれは無理だっちゅーのってことでお持ち帰りを希望したが、こちらのスイーツは鮮度命のものが多いので基本テイクアウトは出来ないものばかりらしい。その中でも大丈夫であろう右端、左端のスイーツをお持ち帰りしいつも怒られてばかりいる11号にパンと共にあげたやさしい?1号でした。

そしてセットのデザートかと思いきやこれもサービスデザートの一品(これもエコヒイキじゃなくて誰もがもらえるものだとの事)。もうこれで十分なんだけどってことでここでギブアップする。

パティシエが毎日準備している魅惑のスイーツがこのコーナーで見れます。

で、このカフェはお店から出た台北101のチケット売り場に繋がるエスカレーターがある吹き抜けのところにある。

入り口から見て左がテイクアウト用のコーナー、右が店内お食事用。さっきの魅惑のスイーツの一部はこちらでアフタヌーンティとしてもお召し上がりになれるんです!こちらの営業時間は11:00~21:30って言ってたような気がする。
すでにオープンしてから1年ぐらいにはなっているこちらの本格的フレンチレストラン。「たまに行くならこんな店」風にちょっとオサレなお食事を楽しみたい方は是非行ってみてください。めちゃくちゃ混んでるってわけでもないのですが、やっぱり予約はしておいた方がいいかもしれない。このスイーツタレントの小Sも大好きらしく、彼女の番組で紹介されたら瞬く間にタイワンニンが押し寄せスイーツだけを食っていくっていう現象が起きているらしいのですが、台湾の何でも薄い味付けに嫌気がさしている方なら結構しっかりとした味付けなのできっとご満足頂けるでしょう。お店は台湾に屈していません。少しは調整しているようですが、やはり本来の味付けを貫くという姿勢で勝負している。GOODジョブ!
<基本データ>住所:台北市市府路45號4F
(MRT市政府駅から徒歩15分ぐらいかな?建物の中に入ったら即エレベーターで上へ行こう)
TEL:02-8101-8177
営業時間:12:00~14:30、18:00~21:30
<コーディネーターのちょっとひと言>人気の最新レストランとしてこの前紹介しておけばよかったってちょっと後悔。ちょうど1年だからこれから先に最新的な名前での紹介は難しいと思うから・・・もうちょっと早くPR担当さんが連絡してくれたら良かったのに!って思ったが、こちらのPR担当とは昔別の仕事で一緒だったのでちょっと仲良し。そしてすごく上品な綺麗さなのもお気に入り(爆)。10号はちょうどご招待の時にノロったから連れて行けなかったのですが、その分独り占めできました。ありがとう。お料理に関しては先ほど紹介しましたが台湾の味に屈することなく結構しっかりした味付けを貫いているポリシーがよろしいかと思います。雰囲気も含め大人のカジュアルディナーが楽しめるレストラン。そうそう一応7歳以下のお子さんはご遠慮くださいって感じみたいなんですが、実際は予約の時に言ってもらえらえれば他のお客様に影響がないようなお席をご用意しますのでってことでした。また服装は特に制限を作ってないからビーサンでも大丈夫ですよって事でしたけど、ビーサンで行って恥ずかしいのは自分かもしれないからちょっとはおしゃれしていきましょうね。食事は雰囲気と気分も大切です。そこでプラスαのおいしさを感じることが出来るのですから。ってお前どこの料理評論家だよって感じで終了。
お薦め度★★★★★(お値段は若干はりますが、それにしっかり答えてくれる味と雰囲気。大人なあなたは是非大人飯を楽しんでみてください)
緊張しちゃう度★★★★(入った瞬間はやっぱりね、ちょっと姿勢がピシっという感じになるけど、実際リラックスしながら食べれるし、従業員の人たちも気さくな感じでサービスしてくれるから緊張しないでお食事楽しめます。まあ元々緊張なんかしない1号が言うのもなんですがね)
(担当特派員:TOP1号)
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