本日は潮州料理のレストラン・潮品集について記事です。

潮品集は神旺大飯店(サンワンホテル)内にあります。
MRT忠孝敦化駅から歩いて数分と行ったところでしょうか。
因みに同ホテルは旺旺(ワンワン)グループが経営しています。
ワンワンと言えば、台湾で有名なお菓子メーカーです。
ホテルのあちこちにワンワンのマスコットキャラが見られました。

中に入って左手にある階段を登ると2階に入口が見えます。
看板からも高級感が滲み出ています。
取材でなければ、とても自分とは縁のなさそうなお店です(苦笑)。

内装は、中国風の雰囲気を生かしつつ、西洋風のモダンさを取り入れています。
ベージュを基調とし、赤・黒・金がバランス良く配色されてるので
地味になり過ぎず、かと言って派手になり過ぎることもなく
落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくり食事が出来ます。

そしてお待ちかねのお料理です!
まずは潮州滷鵝片(ガチョウのタレ煮込み/420元)。
特性の滷汁(タレの一種)で、煮込んだものです。
ふわふわで咬むとじんわりタレの風味が口の中に広がる感じでした。
なんとタレが程よく染みこむ厚さにスライスしてあるらしく
薄過ぎても厚過ぎても駄目なんだそうです。
またガチョウ肉の下には、お揚げが入っており、合わせて食べるのもまた美味しい!

次は原盅雞燉翅(鶏肉とフカヒレの澄ましスープ/1080元)です。
豚肉と鶏肉を10数時間煮込んだスープに
鶏肉とフカヒレを加え、更に数時間煮込んだものだとか。
このスープが濃厚で、フカヒレに絡むととってもジューシー!
鶏肉も程よい弾力を保ちつつも硬過ぎず、柔らかくて美味しいです。
スープは、濃厚なのに脂っこさがなく、すっきりした味わいでした。

臘味蘿蔔糕(煎り焼き大根餅/98元)
そしてお店の方も一押しの大根餅です。
苦味がない柔らかい食感で、大根の甘みがたまりません。
繊維質が細かい大根を選び、煮込んで苦味を取り除いているのだとか。
表面のカリカリした部分と中のモチモチした部分のバランスも絶妙でした。
上記は単品メニューでしたが、1780元のセットメニューもあります。
飲茶もあり、各68元・98元・108元で、種類も豊富です。
お昼だけではなく、夜も楽しむ事が出来るのが嬉しい。
3~4人くらいで行って、色々頼むと楽しいかもしれません。
お茶は、烏龍・プーアル・鉄観音・ジャスミン(1ポット45~60元)から選べ
10元足すと菊花を入れることも出来るそうです。
お代わりの度に違うお茶にしてみるのも良いですね。
<基本データ>住所:台北市忠孝東路4段172號
(MRTMRT忠孝敦化駅より徒歩数分)
営業時間:11:30~14:30、(土日祝は11:00~)17:30~21:00(無休)
TEL:02-2772-2687
<研修生9号のちょっとひと言>とてもいい雰囲気の中で、ゆっくりお食事を楽しみたい方には、ぴったりのお店だと思います。中華料理は全体的に、食べてる時は美味しいけど、後から胃に来るものが多いのですが、全体的にあっさりしていて非常に食べ易かったです。かといって味が薄くて物足りないという事もなく、日本人好みの味なのではと思います。個人的には、お茶を数種類の中から選べるのが嬉しいなと思いました。中華を食べると、お茶を何度もお代わりする事になるのですが、選べても種類が少なく、残念に思うことが多かったので…。また中国語のメニュー下に日本語のメニューも書いてありますので、注文の際に困る事もありません。別途10%のサービス料が付きますので、ご注意下さい。
お薦め度★★★★★(あっさりしていて食べ易いけれど満足感もあり!)
こだわり度★★★★★(内装や豊富なメニュー・料理の細部にまで感じました。)
(担当特派員:TOP9号)
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