台湾料理の老舗店として有名な青葉ですが、今まで紹介してなかったのは1号が
AoBaには行くけど青葉には行かなかったから(爆)。なんで行かなかったか?それは・・・欣葉より早く閉まっちゃうから行けないのじゃ!ってことで足を運ぶことがなかったんですが、ようやく上陸したのでレポいたします。

まずこちらの青葉は40年もの歴史があるようです。そんな老舗なのにもかかわらず1回しか行ったことがなくてすんません。そんな誰もが知っている店舗を2008年に歩いて30秒のところに移転されたようなんですが、あまりにもみんなに覚えられてしまっていた為、今でもたくさんの人が場所間違えて行っちゃうようで・・・。有名になり過ぎるのも大変ですな。

元々の店がどんな感じだったのか?ぶっちゃけわからないので何とも言えないんですが、お店はすごいキレイだった。で、店内に入った瞬間にすごいスタッフの人の対応がよくってやっぱり経験と言うのはこういうところの差なんだよなーって実感。当たり前だけど日本語もすごいうまい。

基本1Fはフリーでご来店の方、2Fは個室系って感じの分けみたいです。

お薦めメニューの一部をご紹介。当然もっと一杯あるが、仕事で行っちゃったからこれしか食べてない。今度ちゃんと食べに行きます!とりあえず台湾料理の王道メニュー3品で、シジミの醤油漬け小158NTD(ちなみに大は288NTD)、切干大根入りのオムレツ198NTD、蟹おこわ小688NTD(大は1288NTD)。ここで有ることに気づいたんですが、全部の料金の最後が「8」。なんで?って聞いてみたらどうやらこういうことらしい。
「8」の中国語の発音はバー、発展、発財など縁起のいい言葉の前に必ずつく「発(ファー)」と似た発音の為縁起のいい数字とされている。そこで全部の料金にその演技のいい「8」をつけて運気アップ。ってことみたいっす。
<基本データ>住所:台北市中山北路一段105巷10号
(MRT淡水線中山駅から徒歩約5分)
TEL:02-2551-7957
営業時間:11:00~14:30(LO14:00)、17:00~22:00(LO21:00)
つづいて、12月にオープンしたばかりのこちらのお店「青葉新楽園」をご紹介。40年で一回の本店には大変失礼なのですが、オープンしたてだというのにもう上陸(笑)。

この前紹介したなんだかイケてる場所
「華山1914」の中にオープンしたブッフェレストラン。ブッフェってことはもちろん食べ放題。伝統的な青葉の味をリーズナブルな価格で、少人数でもいろんな種類のお食事をお楽しみ頂きたいという青葉のお客様に対する「愛」によりオープンしたレストラン。

食べ放題ってことでもちろん料金はいくらなの?ってのが気になりますよね?ちゃんと入口に料金書いてあるから入る前にいくらかチェキ出来るのでご心配なく。とりあえず現行料金ね(2/22~)
平日:ランチ550NTD、ディナー650NTD
休日:ランチ650NTD、ディナー680NTD
共に+10%必要です。あのー素朴な疑問なんですが、ブッフェって普通より店側にサービスしてもらってないと思うんだけど、サービス料10%っておかしくないか??(笑)。とってもいいけど通常より安くないとなんかおかしいような気がするんだけど。そうそう、14:30-16:30の間でアフタヌーンティーをやる⇒やらない⇒やる⇒やらない・・・・花びら占いのように二転三転してるのでようわからん。急に始まるかもしれないからそこんとこ夜露死苦!

まず入口入って目に入るのがこの目の前で調理してくれるコーナー(こういうのなんて表現するの?)。企画モン的な場所らしいけど、必ずここでこういうその場調理のホットミールを提供するらしい。行った時には有機野菜を使った麺とかそういうの提供してた。

昔の工場をそのままレストランとして使ってるから天井が高くて、更に外光もタップリ差し込むので店の雰囲気も最高。

で、入口を挟んだ左右のエリアにそれぞれ食べ物が並べられているのでそこに取りに行くって感じ。ここのメニューと青葉のメニューがどれくらい同じなのか?ってことに関してはどうやら半分ぐらいは同じだけど半分はこちら新楽園のオリジナルメニューってことみたいよ。

更にびっくりしたのは食べ放題には飲み放題も入っていたってこと。ビール飲み放題だって!日本人には嬉しいサービスですな。台湾人はこのような食べ放題の時にビールなんて飲みません。理由=お腹一杯になっちゃうから。
<基本データ>住所:台北市八路一段1號(華山創意園區-中七館)
(MRT板南線忠孝新生駅より徒歩10分)
TEL:02-3322-2009
営業時間:12:00~14:00、17:30~21:30
<コーディネーターのちょっとひと言>青葉、青葉新楽園にプラスしてAoBaもあるわけだけど、お店の人に聞いた3つの店のコンセプトの違いってのが
「青葉」=伝統的な味を守り、お年寄りからお子様までみんなが楽しく食事を楽しめる。スタッフもおばさんが多いからやさしく、温かみのあるサービスを提供
「AoBa」=安和店はビジネス接待用、微風店は場所がら若い年代に来てもらう為の店舗デザイン、食器なども多店舗とは違うものを使用するなどの変化をつけている
「青葉新楽園」=少人数でも青葉の味を楽しんで頂けるように食べ放題システムを採用
ということであります。おばさんが多いって言う特徴はどうなの?って思うけど(笑)。熟女フェチにはたまらない場所かもしれません。まあこのコンセプトの違いは正しいと思うし、それぞれの店をちゃんと分けている。メニューだって本店にはあるけどAobaにはないとかデザインだけじゃなく、それぞれの店のメニューの差別化もしているところがうまい。無料で最後に提供するデザートも本店だとアズキスープとか緑豆スープとかなんだけど、AoBaだとピーナッツ餅とか若干違うんですねー⇒プチ裏ネタ。とりあえずそれぞれの違いは行ってみなけりゃわからないってことで、青葉を究めたい人は最低3回はそれぞれの青葉でお食事を。さて次はどんな青葉か?林森北路の飲み屋街に「黒青葉」的な名前で飲み屋とかオープンしてスナックですがお食事もどうぞとか「若青葉」とかで朝早い時間に朝ご飯を提供する青葉とか「Blue Leaf」という名前でヌーベルシノワスタイルでの青葉飯とかどう?やば、ヒントになっちゃう(笑)
お薦め度★★★★★(もちろん老舗ですから。台湾料理食うならここって堂々と言えるでしょう。)
ビジネスセンス度★★★★★(これは個人的に思うこと。ここ台湾の中でこれだけ綿密にお店の展開を考えているレストランって少ないと思うからある意味立派。このセンスが民衆に伝わるかどうか?はちょっとわからないんだけどビジネス雑誌とかでは是非紹介してほしいぐらいちゃんと戦略を考えていると思う。拍手。)
(担当特派員:TOP1号)
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