久々に1号のブログ魂をメラメラとさせてくれる店が登場。こーいう店大好き!ってことで思いっきり紹介いたしますのでお店の関係者がこれを見てたとしたらお覚悟を
台北駅前の新光三越の44,45Fっていうのはあまりみんなに知られていないレストラン街。台北101よりもずーっと前にあったビルなのにいまいちブレイクしきれない。それはきっとレストランに問題があっるんだろうってずーっと思ってた。しかし今回の上陸で迷探偵1号の予感は間違いないことが明らかに。
さっきのエレベーターを使って45Fに到着するとこの入り口がお目見え。ここから中に入ってくださいませ。ちなみにこの店ALL禁煙。タバコ吸いたきゃ1Fまで毎回降りろとかほざいていたが、実は同じフロアのごみとか捨ててる裏スペースでタバコ吸っていいらしい。本当台湾人は人によってみんな言うことが違うから何が本当か?さっぱりわからないのは茶飯。
さすが45Fだけあって景色は抜群。正直101は高すぎてそれぞれの建物がハッキリ見えないんだが、この高さならあれは何、これは何って感じでハッキリわかるのでリアリティー抜群。こんな素敵な夜景を見ながらさぞかし素敵な食事とお酒を提供してくれるんだろうと思いきや・・・・
お店のデザインも今風で悪くない。Tokyoって使ってるが、和風を目指しているわけではないみたいだ。だから横文字なのであろう。
では食べたもの、飲んだものをほとんど食いかけだが(いつものこと?(汗))ご紹介しましょう
まるでお好み焼きのような厚さチヂミ。160NTD
まったく味がなく、中にまだやわらかくなっていない半生苦いきのこが混ざるきのこバーター焼き。100NTD。ちなみに苦さは薬膳並み。
出てきたときに真ん中が盆地のように滑らかにくぼんでいた。迷探偵1号の推理では、ラップをかぶせ電子レンジであっためたため真ん中がくぼんだのであろうと推測できる、これまたまるで味のないポテト明太焼き。120NTD。精進料理か?
極めつけはこれ。レモンサワー。見た目レモンではなくライムが出てきてると思われるでしょうが、台湾でレモン=ライム。黄色いレモンはない。仮にあったとしてもそれもレモン。黄色も緑も全部レモン!そんなことはどうでもいいんですが、絞ってみたらすでにスカスカ。果汁なしのフレッシュ?ライムが届きました!!ってことでタダの焼酎水割りwithほんのちょっとのライムの果汁ドリンクと化していた。一杯100NTD
メニューには日本語が全力で記載されているので注文の心配はございませんが、果たしてこの日本語でいいのか?そんなにひどいわけではないがちゃんと日本語訳しているように見せかけて実は穴だらけ。何気にピーチサワー=プーチサワー、ブドウカルピスサワー=ぷどうカルピスサワー。楽しい。この段階で相当ワクワクモードに突入。
しかし、ここまでのご紹介だけでも優秀な当ブログファンの皆さんであれば1号がどんなつもりで紹介したのかはお分かりでしょう(笑)。店の中のメニュー以外にもお持ち帰りようメニューがあるんですが、出てからそれもよーく見直してみると・・・。
手掬飯團=おにぎり。メニューの写真は丸いおにぎりに衣をつけて揚げたもの。おい、これがおにぎりか??ちなみに中国語の手掬。これも手鞠の間違いでは??用は丸いおにぎりを揚げたものでしょ??ここで迷探偵1号の犯人に対する疑いが元々考えていた人種から若干違う方向へ向き始めたのである。犯人はもしや・・・・。
よーく写真を見ないとわからないと思うけど、この茶碗蒸しの表面にだし汁が浮きまくっているではないか!!これは「失敗した茶碗蒸し」が正解。
揚げ牛蒡餅たるものは写ってないから別にいいんだが、この冷やし中華があっているのか??中国語を見よ。静岡冷麺と記載されているではないか。確かに中国語の冷麺は日本語の冷やし中華も含まれれば、冷麺にもなるので微妙だが、何なんだろうこの物体。ああぁ、もうわからない・・・。静岡冷麺→盛岡冷麺では??それとも静岡って冷やし中華のメッカなの??とかなぞの世界に突入。
なぜこの素材がポークとわかる?中国語には日本式ハンバーグと書いてあるが??ちなみにハンバーグはビーフとポークの合い挽きが一般的。
すいません。この真ん中の物体はトンカツですが・・・。これ、鉄板焼きじゃなくてカツとじでしょ?
もう乱れ打ち状態。ここで乱射されたためノックアウト寸前。プーチ、ぷどうだけでなく、コールド→コール、パッションフルーツ→バッショフルーツ・・・ああぁ、お願い、助けて
瀕死の状態の1号にとどめをさすメニューが、1号の視界に飛び込んで来た!
これは日本語がおかしいのではない!「殺死法国麺包」に注目。これこのまま日本語に訳したら「殺人フランスパン」的な中国語だぞ!!この中国語の乱れから迷探偵の捜査に終止符がうたれるとともに、完全にKOされたことをここにお伝えいたします。
<基本DATA>住所 台北市忠孝西路一段66号45F
(台湾鉄道/MRT台北車站駅から徒歩3分以内)
TEL 02-2381-2323 内線710,712
営業時間 11:30-24:00
<コーディネーターのちょっとひと言>この店からの眺めは正直最高です。台北市内の俯瞰撮影には抜群でしょう。ここは店にお願いし、俯瞰撮影させてください!ってお願いして撮影する場所としてキープしたいところですが、いち消費者としては完全に封印。二度と行くことはないでしょう店です。ホントせっかくのロケーションなのになんでこんな店になるんだろう??余計なこと考えなくていいから普通の中華料理やってくれればいいよ。そうすれば取材できるのにさぁー(涙)。まずここはハワードプラザホテルが権利を持っていて、すべてのレストランはハワードの系列店ということですよね?三越はテナントとして貸してるだけだろうからまあいいかもしれないけど、日本企業が絡むところでこんなまずい飯で日本をイメージさせる中途半端な店は出すな!と、言いたい。どれを食べてもまずい!とにかくまずい!!何でまずいか??食べてみて思ったけど、塩、胡椒などの調味料が一切使われていないとしか思えない。とにかくすべてに味がないんですが・・・なぜ??ここのシェフと勝負したら1号でも確実に勝てる自信あり。1号が出るまでもなく2号で十分勝負できそう。ちなみに2号カレーしか作れません。そのカレーもハウスバーモンドカレーを使用すれば作れるというレベルです。
メニューの日本語のレベルの高さからして絶対日本人が絡んでるだろうなって思ったけど(「ぷ」と「ぷ」とかの違いは良くある適当チェックで起きるミスってことはあるからね)この店に絡んでいる日本人はたぶん中国語ができると周りに思われている人物でしょう。なぜならば、メニューのミスの中に台湾人なら絶対にこんな風にはしないであろうと思われる「殺死法国麺包」という恐ろしいメニューが含まれているから。これは「ソース」という日本語を中国語の同じ音に当てはめて中国語化したと推測できるが、この中国語の意味が「殺人フランスパン」になることが誰でもわかる台湾人ならこのメニューにOKは出さないはず。ってことで今回の面白メニュー製作担当者は日本人である可能性が99%であると迷探偵1号は推理いたします。でも誰が犯人を捜してくれと言ったのか??(笑)
なおクレームなどは元々一切受け付けませんが(爆)、仮に誰かが文句を言ってくるならその前に味をつけてからにしてくれ!本気食ったものぜ・ん・ぶ、まずいぞ!!
お薦め度ゼロ(たぶん初であろうゼロ評価。ある意味すごい)
景色のキレイ度★★★★★(確実に満点を差し上げられるネタにしてやんないとかわいそうだから。でも「まずい度」とどちらで★5個をあげようか?すげー悩んだがそこまで1号も鬼ではございませんので(でもここまでケチョンケチョンに紹介してるけど(汗))
(担当特派員:TOP1号)
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