コーディネーターのブンザイでありながら、数々のトラブルをかます台湾新幹線こと「台湾高鉄」の試乗を避けておりましたが、どうやったら新幹線に乗れるの系の御問い合わせ数々頂いておりますので意を決して乗ろうと決心致しました!(汗)。本日から数日間は遺書となるかもしれない?(大げさ?)命がけのレポをお届けいたしましょう。まずは切符購入編からのご紹介としますのでどうしても新幹線に乗りたい!という方必見です。
まずどこで切符は売ってるの??それは駅です(当たり前)。とりあえず新幹線の各駅では売ってますが、1号が購入したのはまだ乗り入れていない台北駅。台北駅でも切符は売ってるので、多分皆さんにとっても一番便利なのは台北駅ってことで台北駅購入編をお届けしましょ。


まず、電話でどこで売ってるのか?聞いたんですよ。そしたら電話に出た人が東二番といったんですが、東二番はなかった(笑)。どうやら元々あったんだかどうかはわからないのですが、東二番をつぶして新幹線のチケットカウンターがあるらしいので、とりあえず東三番の入り口脇に新幹線のチケットカウンターがある。ったくー、すでにインフォメーションが適当。でもこれ台湾ではまったくを持って普通の出来事(笑)

東三番の脇にあるチケットカウンターはこんな感じ。後程有人カウンターでの購入方法をご紹介しますので、このカウンターの脇にひっそりとある自動販売機を使ってまずはチケット購入してみましょ
■3月27日修正■この東三門横の有人チケット販売カウンターが、なんと、当日発チケットを一切取り扱わず、インターネット、電話などの事前予約者&当日以外のチケット購入者専用カウンターに変更になっていました!いきなり当日駅に行ってチケットを買いたい人はこのカウンターでは購入させてもらえないのです。元々ここがチケット販売カウンターとして認知されているにもかかわらず、なぜ?新たに出来た事前予約システムを使っての購入者などを対象した販売カウンターに変更するのか??不明。
ほとんどの日本人が事前予約は不可能だと思われるため、いきなり当日駅に行ってチケットを買いたい人はB1F(MRTから乗り換えの場合はB3Fもあり)有人カウンターへGO!


こちらの當天(=当日という意味)記載されている看板が目印。当日のチケット変更もB1Fじゃないとやってくれない。では明日のチケットを買いたいために駅に来た人はどこで買うの??答えは1F、B1FどっちでもOK。わけがわからない。だったらどこのカウンターでも変えるようにしろアホ!わざわざ購入者をパニックに陥らせようとするこのやり方が気に食わん。

こんな狭きエリアにスタッフが4人もいた。日本語が通じるのか?意地悪チェックをかましたところもちろん使えない。まず日本語をベラベラ話している1号と2号を4人が固まって遠くから見つめていた。言葉が通じない奴にはサービスするつもりなしという意思の表れだと思われ。
さて、奴らの手は借りず自力でトラブル頻発の自動販売機を触ってみた。ちなみに1号電磁波出しマクリ人間なので、触れたり近づいたりした機械は軒並み壊すというハカイダーでもあるので、タダでさえポンコツな自動販売機を前に壊われるのではないか?と、いう緊張感で一杯だったことをここにカミングアウトいたします

一応自動販売機には購入手順が記載されておりましたが・・・
1:チケット購入、予約
2:支払い方法選択
3:チケット、御釣り、領収書受け取り
誰でもわかるだろこんなこと!手順でもなんでもない。
いいから早く機械に触れろ!?すいません。先を急ぎます。画面の展開どおりに映像と説明をお届けしましょう!

非對號座=自由席對號座=指定席(普通、グリーン)
到站取票=チケット受け取り
ちなみに現在自由席=なし、インターネット予約=始まってないってことでここは「對號座」だけを押しましょう■11月26日修正■自由席登場により画面が変わりました

指定席にするのか?自由席にするのかこの画面で選択。自由席は指定席の2割引の料金で毎列車3両が自由席車両となっております。インターネット予約も開始されたのでこの「到站取票」も選択可能=チケット受け取りってことで。
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單程=片道
去回=往復
ご希望の種類を選択してください
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ここで購入区間を指定するのですが、台北駅で買うと自動的に出発地点が「台北」になっちゃってますので「變更起程站」ってボタン押して、まずは出発地を変更せにゃなりませんのです。オレンジ色の地名のボタンは到着地選択なんで行きたい場所のボタンを押してくださいませ
■11月26日修正■これも台北駅発でいいなら出発地変更の必要はなし。ただし、他の駅から乗車したいなら出発地変更してくださいね。
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何人乗るのか選択。ちなみに下段は子供で、12歳以下は半額らしいっすよ。チケット買わないちびっ子はヒザの上に乗せれば無料。何歳までOKなんだろ?調べてみたら6歳以下の子供は無料(席なし)で、チケット購入した大人一人につき2人まで無料で対応OKらしいですが、145センチ以上の12歳以下の子供と、115センチ以上の6歳以下の子供は年齢を証明するものと提示しなければならないと説明されてますね。席に座らせたかったら子供料金でチケットを一枚買うほうがいいでしょう。
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何日に乗りたいのか?カレンダーを元に選択です
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予約したい列車の出発時間を自ら入力。時間がわからないとダメ。なぜなら適当に時間指定したら「そんな列車はございません」系のメッセージが出てきた。不親切
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正しい時間を入れた後表示されたのがこれ。結局希望の時間は取れなかったらしく、近くの時間で予約可能な列車を表示してきた。更にここでグリーンか普通指定かをチョイス
標準=普通座席指定
商務=グリーン車
ちなみに購入した日にグリーン車はすべての列車でないと言われた。グリーンが先に売れる理由がわからない。きっと新幹線が抑えていてご招待客に配りまくっているはず。
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さあここで確認画面です。内容がOKだったら「確認」をプッシュ。さっきまで伝えてませんでしたが全部OKだったら「確認」クリックです。
ここまでが自販機の横に書いてある「1」の部分。こんなに一杯説明しなきゃいけない行程があるのに「1」のみで表現。省略にも程がありますが、まあこの部分をフォローするためにこんなにたくさんのスタッフが自販機の近くに張り付いているのでしょう。人件費削減などはまったく考えていないと判断
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ここからお支払い方法の選択画面です。
現金=これは現金ってわかりますね
信用=クレジットカード
金融=キャッシュカード
とりあえず現金を選んだからそのほかの画面でどうなるか?は、わからないけど、コンだけトラブルが多発しているシステムだからこんなところでカード使ったらカードデータとかばら撒かれそうで怖い。
■3月27日追加情報■カード購入やってみました。どうやら機械上部に取り付けられている銀色の小さいシステムがカードの暗証番号などを入力する機械らしい。暗証番号入力など「丸見え」です。
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現金を選んだのでここに金を入れろと指示してます
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指示通り入れました。支払いはTOP2号です
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そしたらこんな画面が現れた。
この画面で説明していることは、一番上の文字は「切符が領収書だから領収書が必要な人は切符を保管するように」と言ってるんだけど、画面真ん中の文字では「領収書が必要ですか?」って聞いててYes=是,No=否の選択を迫っている。なんだか意味がわからないから聞いてみたら、ここで「是」を選んだ人の切符は電車の改札から出るときにちゃんと出てきて持ち帰えれるらしいんだけど、「否」を選んだ人の切符は改札の機械に吸い込まれて持って帰れないらしい。ゆえに旅の思い出にしたい方は「否」を選ぶと後で持って帰れないということです。ま、ここでどっちを選んでも切符は出てくるからどーでもいいかもしれませんが・・・。
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ここまで済んだら音もなく下の取り出し口に切符が出てきた
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つりは右からチャリンチャリンと出てきた
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こんな画面になっていたらあなたのチケット購入手続きはすべて無事に完了したということであります。
さ、ここまでが一言も話さないで切符を買う場合の買い方説明でした。これからは一番最初の方にあった有人カウンターで切符を買うときの流れでございます。

とにかく列に並んで順番に窓口へ。日本の緑の窓口のように切符購入の為の書き込み用紙なんてない。口で勝負
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言った内容を画面表示してくれるから見てわかる。ちなみに今回のカウンターの女性スタッフ日本語が出来た!こちらが言ってることは80%理解出来てますよ。「板橋(いたばし)から桃園(とうえん)までも大人二人明日の2時出発のチケット下さい」って言ったら「いたばし」「とうえん」以外は聞き取っていた。駅だけわからないから中国語で話しただけでこの画面表示。びっくりした。
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で、普通席で何時発って日本語で言ったらこの画面表示。支払い方法も聞いてくれて、更に「取り消し」とか「変更」とかの日本語もOKだった!たまたまか?ま、いずれにしましても、そんなこんなでいずれの方法でも無事に購入できたわけでございます。とりあえず何でもいいから紙に日にちとか、乗車区間とか書いて渡せばそれ見て確認用の画面を表示してくれるから中国語も英語もダメな人は口で買うんじゃなくて、筆談で購入すればほぼ間違いなく買えるでしょう
気になる物体を発見

チケット窓口の横にインフォメーションカウンターがあってその前にチッコイ機械を発見。

列車の空き情況とかわかんのかな?って使ってみたところ・・・

ただの時刻表。意味なし

ということで1号明日出発のチケットを購入したわけです。いよいよ明日恐怖の台湾新幹線初体験!!乗車レポは後日ってことで乞うご期待!保険タップリかけてきまーす!!(爆)
<基本DATA>ってなに?(笑)とりあえず台湾新幹線のHPでも載せておきましょ。
オフィシャルHPは
こちら*日本語ページあるけど、カスタマーサービスの「よくある質問」とかクリックしてみたら、再びでかい画面で「よくある質問」とだけ表示。馬鹿にしてんのか!コラッ!!
<コーディネーターのちょっとひと言>チケット購入でも数々のトラブルが発生していたようですが、1号は難なくクリア。でも買ったチケットをちゃんとチェキしないと日にちが間違えていたりとか信じられないようなミスもあるようなんで油断は大敵。いずれにしても煙が立ち込めたり、ドア開けるの忘れて出発しちゃってそのまま逆走で戻ったりするヤンチャな新幹線ですから乗ってみなけりゃ何もわからず状態なので、命がけの乗車レポお楽しみに。
なんか切符の購入は現在駅でしか出来ないようです。電話予約NGで、HPにあるチケット購入画面もまだ稼動していない。台湾の旅行会社でもチケットだけの販売ってのはどこも出来ないことになっているらしいから自力で駅に行くしかないでしょう。
いずれれにしても開通はしても仮営業を堂々とのたまいながら人体実験をしている新幹線です。本来の仮営業も19日終了の予定がまた延びてるし、何がどう変わるのか?は、まったくを持って未知数なため、2007年1月17日現在の情報と思ってください。今日の明日でコロコロ変わる。それが台湾式でございます。
そうそう。新幹線空いてんだろって高をくくって前日に購入しに言ったら15時前出発の新幹線って以外に予約が一杯だったりする。システムダウンかもしれないけど(笑)、画面表示されなきゃ買えないわけで結構早めに買わないとヤバイんだなって思ったわけです。一時間に一本ぐらいしか走ってないからなんかな?とにかくグリーンは予約が取れん。正規料金のなったら買わなくなるかもしれないので情況はわかんないんですが、その場で買って乗ろうなんて甘いっすよ。
「1月19日追加情報」昨日またまた切符購入せなアカンことがございまして窓口へ行ってみたら判明したことがタプリ
・チケットの販売は現在乗車日の14日前からとなっているようだ(正式開通後は四週間前から販売)故に本日1月19日に帰るチケットは2月1日以降ということ。ということで販売開始したものでなければ席の空き状況もチェキ不可(当たり前)。
・窓口でも一人で購入できるチケットの枚数は10枚まで!11枚買いたかった1号はあと一人連れてこないと買えないと言われ激怒。
・2月上旬に台北駅からの運行を開始するという噂の為、例えば今日販売の2月1日発チケットを現時点では北部の始発が「板橋駅」なため「板橋駅」発で購入。その後台北駅からの運行が決定した場合、買う段階で選べなかった「台北駅」から乗車することは可能なのか?と聞いたところ、台北駅を選べない状態で販売した乗車日に台北駅から運行は開始しないと、スタッフに秘密情報のようにささやかれた。ってことで現時点では2月1日に台北駅からの運行を開始するということはアリエナイということ。
どこまで本当だか?は定かではない。
「3月26日追加情報」すっかりご報告が遅れておりましたが(汗)すでに台北駅での乗降可能となっております。
「11月26日追加情報」上の説明に自由席に関する内容を無理やり追加。これ以上変更したら新幹線許さないぞ!今インターネット予約も出来るようになってますが、それはHPを各自でチェックして下さいませ(しかしインターネット予約システムは英語と中国語のみ)。
「3月27日追加情報」どんなタイプの人がどこでチケットを買わなきゃならないのか?ちょっと整理しましょう。
1号も全然わからなくなってきた。自分用メモ(笑)
1F B1F B3F
事前予約者で前日までにチケットピックアップ ○ × ×
事前予約者で当日駅でチケットピックアップ × ○ ○
前日までに駅で購入 ○ ○ ×
前日までに駅で変更(払い戻し)希望 ○ ○ ×
当日いきなり駅で購入 × ○ ○
当日駅で変更(払い戻し)希望 × ○ ○
*最も仕事をするカウンターはB1Fということのようですね(笑)。ちなみに表がゆがんでいるのは勘弁してほしい
(担当特派員:TOP1号)
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