休み以外は更新することでおなじみな「台湾コーディネーター情報発信局」ですが、昨日はなんと情報UPが出来ませんでした!理由?仕事が盛り盛りだったことは確かですが、なんと、ビルの電話回線がぶっ壊れ何時間もPCが使えない状態だったのです。昨日思ったのですが、毎日普通に使える、またはこれを使わないと仕事できませんです系の必要不可欠なものPCが使えないとなると、何も出来なくなっちゃうんだなぁってのを痛感。この前は突然電気が切れエレベーターで閉じ込められるという生きた心地のしないイベントに巻き込まれましたが、昨日もこんなビルのハード面のメンテが問題で我々が迷惑を被ることがフトゥーな台湾。怒ってもしょうがないのです。すべてのものが始めから壊れる(いや壊す)ことを前提に作られている地域なのですから・・・。しかし、問題発生時にはオフィスの管理費を割引するよう交渉したいものですな。台湾人との喧嘩担当大臣TOP2号に依頼してみます(笑)
さて、枕が長くなっちゃいましたが、本日ご紹介するのは久々に鍋の店。しかしここはそんじょそこらの鍋とはリトル違っておりましたのでご紹介させていただきやす。

なぜメニュー??通常は外観あたりから入るのが一般的なコーディネータ情報発信局の暗黙のルール。しかし本日は違います。メニューです。理由?写真がないから(汗)。っていうか行ってるんですよ現場には、でもデジカメが途中調子悪かったりとかして思う存分写真が撮れなかった。んだよぉ~~とか思ってたら、店長がなぜかメニューをくれた。写真が撮れずに困っていた1号に写真がタプリとあるメニューをくれたって訳。ありがとう、でもこのメニューはこれからどうすれば?(笑)
では早速お薦めメニューの紹介を、メニューを使ってご案内しましょう。

まずはこのハマグリスープから。それとこの店「鍋の店」なんですが、一般的な鍋の店とはシステムが違います。普通はスープがあってその中に具を入れて食べるって感じですが、ここはスープに具材(グザイって入力して今変換したら、「ξ」「Ξ」こんなギリシャ文字とか言うのが出てきたんですが・・・PCも気が狂ってきたのか??または意地悪変換ウィルスに犯されているのか??)を入れるんじゃなくて一品ずつ鍋を使って調理するシステム。で、その調理はぜーんぶスタッフがやってくれるからなーんもしなくてヨシ。ってことで食べ方が違うってこと先に伝えておきましょ。で、前菜としてこのスープをまず食べるのがお薦めということだ。このハマグリについて店長が「口が開いたらすぐ食べろ。そうしないとハマグリの本来の味が楽しめないから・・・」って言うんだけど、みんないっせいに開いちゃうから無理だろ。でも腹減ってる時このハマグリスープ食べると、食欲が増してくる。さすが開胃鍋(アペタイザーって意味でここでは使われているオリジナル中国語)
次にこれを進められたが・・・・

1号はこの手のもの食べる習慣はないのでパス。しかし友人のF見M奈さんは大好きだろう。日本でもから揚げの骨をバキバキ割って、中の液を吸いまくっていたから。
ここの鍋のメインは鶏肉です。なんでこの三種類の中からお値段を見てチョイスすることになります(もちろん食わんでもよろしいが)


松竹梅って感じで、梅は普通の鶏肉(多分胸肉)、竹は腿、そして松レベルになると鶏そのものの種類が違うらしい。多分ウコッケイか比内鶏レベルのしまりのいい奴を使用。レベル松を食ったが、肉が引き締まってて、プリプリしてかなりうまかった。そして松は肉の中に骨がないので食べやすい。そこも1号にはストライク。
この段階でご飯半分だけもらって食う。この鶏、基本は煮込み。でも汁ダクではない。で、この煮込んだソースをご飯に掛けて食うとバリウマ。でも半分にしておいたほうがいいと思われ。なんで?それは・・・

最後にこの麺を食べるから。この残ったソースに麺を入れて食う(途中野菜を入れるのもいい)。麺を食うとき若干スープを入れるが原則煮込みではなく、麺にソースを絡めてって感じ。このソース。1号には日本のソースのような味に思えるが、ただのソースではない。5種類のソースを混ぜて作ったオリジナルソースってことでいい味でてます。
で、この麺は米粉70×麺粉30の割合で作ってるので、例えばほったらかしにしてても麺が柔らかくならずに、いつでも最初の引き締まっていながらキュッキュッって感じの歯ごたえが残っている優れものの麺なのである
もうこれだけで腹いっぱい。これ二人だとかなり量が多いから絶対4人ぐらいで来たほうがいい。
一応お店にはアルコールもあるんですが、ビールしか置いてない。この鍋をおいしく食べるにはジュースがベストらしいよ。今回飲んだのはパイナップルとアップルマンゴーのフレッシュジュース。濃厚な甘さなんだけど、食事の合間に飲んでも全然いやみに感じなかった。マンゴーは夏の果物なんだけど、一年中の飲めるんだって。

ってことで今回は変った鍋料理のお店をご紹介しました!店員の教育もすんごいされているので気分よく、うまい飯食えますよ。普通の台湾式鍋に飽きたあなた。是非トライしてみてください。
<基本DATA>住所 台北市市民大道四段207号
*MRT板南線忠孝敦化駅から徒歩10分ぐらい。ちなみに吉林路にもあるんですが、こっちに行ったからこっちの紹介のみ。
TEL 02-2570-0388
営業時間 17:30-03:00(金、土は05:00)
<コーディネーターのちょっとひと言>朝までやってる店で、なおかつテレビ局が密集している光復南路に近い場所にあるので、夜遅くに結構台湾芸能人いますよ。で、ここのレストランのうれしいところは、同じ店の中に喫煙席、禁煙席がわかれているのではなく、喫煙レストラン、禁煙レストランと別の建物に分かれているところ。それぞれ席数は70-100席分ぐらいあるのでタバコ吸いながら食事可能です。で、ここのサービスの仕方は、普通、鍋って具材持ってきて渡したら従業員の仕事は終わりじゃないですか。ここは持ってきてそこから作ってあげて・・ってとこまでフォローするんで、お客様は食べることに集中してくださいっていうスタンス。ジュースだって自分で入れなくていいと言っていた(それはしなくていいと断ったけど(笑))。決して日本的な丁寧な対応ではないけど、楽しく、食事を楽しんでもらうっていう部分にすごくこだわっているので、従業員が話しかけに来たり、手品を披露したり・・など、エンターテイメントのかぎりを尽くしてくるのでびっくりしないように(笑)。でも、これ台湾ではいいことだと思う。注文してんのに「ハァーー?」みたいに言われたり、皿とかバンバン投げるようにおかれたり、食ってんのに下げられたりなど、店が神さま的思考のサービスとは明らかに違うので気分良く食えるでしょう。味も他の店では味わえないものだし、1号はいいと思いましたよ。でも「台湾」って部分は別にどこにも感じられないので、取材するなら「こんなお店もあり」系でしょうか?
(担当特派員:TOP1号)
お薦め度★★★★★(うまい。でも繊細な味ではないから男性向きかな?)
ソース度★★★★★(このソースどうやって作るんだろう?どうやら大陸のソース3+台湾のソース2の掛け合わせだということは聞いた。日本のソースと同じような味なんだけど、ソース顔のソース好きな1号としてはかなり好きな味。ソース度満点です。でもそれぞれの食材を食べるときにこのソースの量を微妙に調整してるから、1号の顔のようにクドくはないですよ。ご安心下さい(汗))
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