こちらのレストランずいぶんとご無沙汰しておりました。ハオジョウブージェンなフーフーリーにごあいさつ。「5号ゆかりの地」でもあり、仕事のときにお客様がご宿泊の場合は大迷惑な場所でもある「圓山大飯店」にも久々上陸。変な呪文みたいなカタカナが並んでいるからってハイテンションで夢冒険しているわけでも、白いうさぎでもなんでもありませんのであしからず。

なんかこのホテルで写真撮ると毎回こんな感じのピンボケになるんだけど、やっぱり妖気は漂っているのだろうか?鬼月前の訪問だったにも関わらず

このレストストランホテルの紹介とかでも2Fって書いてありますが、正式には裏2F(笑)。ホテルに入っていきなりドカーンって正面に見える階段は使わずにその階段の手前で右折。フロント前で左折。すると正面にトンネルの入り口のような物体があります。1Fはトイレ、2Fがそう今回の目的地

「圓苑」

お店はそんなに広くはないんだけど、キッチンはオープンキッチンなんで空間はとても広く感じます。もちろん調理しているところも見学OK(男の哀愁しか感じないと思うけど)。

席についてびっくらコキマロ①。ふたが開かないようにワイヤー芸の時に使うひもで結んでいるではないか!
そんなちっぽけな発見報告はどーでもよいってことで早速お薦めのメニューをいくつか見てみましょ。

もちろん前菜は有料ですからいきなり持ってきてタダだと思ってバカスカとらないように。値段?野菜系は100NTD、とり肉200NTD、豚足150NTD。竹の子と一緒に出てくるマヨネーズって、台湾ではどこでも超甘いことでおなじみだけど、ここのマヨネーズは違う。サウザンアイランドみたいな味だった。っていうか普通にサウザンだっただけかも?そんな中国語知らないから聞けない。

看板メニューの焼き餃子。焼き目が雪の結晶みたいになっている。これどうやって作るの?って聞いたら焼き始める前にトウモロコシ粉を水で溶いたものをフライパンに入れて餃子引いて焼くって。油はこの水に入れるって言ってたけど水と油。はじき合うはず・・・油いらないんじゃないの?10分ぐらい蒸し焼きにすればいいって。とにかく最初に油いで焼くなって言うんだけど・・・そうだよね?5号。うん大丈夫。1号の中国語のレベルが問題ではない。写真の6個入りってのはメニューにはないけど言えば作ってくれる。6個は240NTD。メニューには10個400NTDと表示されている。

こちらは宋美齢さんが大好物だったって言う中華風蒸しケーキ。いろんなもんが入っててとにかくヘビー。甘さは思ったほどではないがこれひと固まり食べるのきついよ。ギャル曽根何個いける?丸々一個は550NTD。カットした後の2個は160NTD。ちなみに中に見える丸いものはピータンではない。アズキ。

これはエビとニラが入ったしゅうまい。たぶん先っぽがビラビラ~ってなってんのがすごいんだろう。220NTD

でたー掟破りの小籠包。北方料理って北京料理に近いと思うんだが、客が食いたいならば掟破りしてで出しちゃうぞ!っていう太っ腹。190NTD
以上お薦めラインナップでした。正直味がしょっぱい。というか、取材日だけがやけに塩っ気の多い日だったかもしれないが・・・。ユエライユエ薄味な1号、5号。我々2人にとってはかなりきついレベル。

そんな塩地獄な最中に、スーパー辛党党首5号はこんなものをオーダー。1号目にしただけで食べることはできず。党首様より一言「うん、これは辛い」。尋常じゃない辛さだと思います。

訪問した時メインシェフが今日休みでサブちゃんちぇおっしゃってました。写真載せてと言われたので載せます。塩加減に関する疑惑は今後の捜査で明らかに。場合によっては塩分使い過ぎ容疑がかけられる可能性あり。「あなたがしょっぱいと言うならば塩がいっぱい入っていたのかもしれない」などとは言うべからず(笑)
とりあえずメニュー見る前に全部出てきちゃったので最後に見せてくださいとお願いしたところ・・・・

「大根の千切り入りクッキ」に「中国ハムカリカリビスケット」

包子の日本語訳=包子の荒業

・黒ゴマのお汁粉風→何??最終的には何なのさ
・八宝のライスケーキ→なんだかさっぱりわからない
・油揚げと春雨のスープ入り→スープ入り何なんですか??教えてください!
・蒸スープとはどんなもの?

「レヤーケーキ」に「氷砂糖のマッシュタロ芋」、「煮えるソバ」にとどめは「タナカのロース麺」

ほんとおしい。最後に「コカライート」。うーん、残念ながらVOW度は低い
<基本データ> 住所 台北市中山北路四段1號
(MRT淡水線圓山駅からシャトルバスで5分ぐらい。歩いたらちょっとした山登りレベル笑。歩くなら剣潭駅からがベスト。ホテルの脇に階段があるからそれづたいに登ろう)
TEL 02-2886-8888 内線1241or1242
営業時間 10:00-21:00 昼休憩なし!ぶっ続け営業だよ!!
<コーディネーターのちょっとひと言>メニューを見て5号、150%の愛情を込めて「このメニューの翻訳誰やったの?ちゃんと直してあげる。ダメだよ私にちゃんと相談しないと、日本語わかる人が周りにいない人に頼むとこうなるんだよ」。フーフーリー「私自分でしたんだけどなんか変??」。ひとつ屋根の下に暮らしていてもこうなることもあるということですね。5号ショックを受ける。そんなシーンからスタート。ちゃんと直しますので少々お待ちを!えっと・・・なんか取材というより家庭訪問みたいになってますが、こちらのレストランとっても使いやすいんですよって感じで無理やり「ひと言」スタート(笑)
理由1→午後の休憩時間がないので時間がずれた食事とかでもOK
理由2→ロケや取材で圓山ホテルが入っていなくてもご飯でここに来るだけでみんなに喜ばれる。遠目には必ず見えるけど入らない人いとおおし
レストランへのエントリーも含め知る人ぞ知る系なのは確か。ここ知ってたら結構な通ではないか?と思います。が、通が知っているこのレストランも、もしかしたらクローズって噂。こちらの圓山ホテルの経営は半官半民なことでおなじみですが、とうぜんながら前回総統選挙の政権交代の流れを受け上層部がガラッと変っております。で現在、まことしとやかに話し合われているのが全館リノベーション話。来年、さ来年って話が内部に出ているようで、こちらのレストラン存続すら危ぶまれている模様。興味のある方は早めに行って食べておきましょう。
お薦め度★★★★ひっそりと存在しているんだが使い勝手は良い。ただ丘の上にさえなければ・・・残念これだけでマイナス★1こなんだよなぁ。すまん。
フーフーリー度★★★★★いますから(笑)。いいんです。誰も何もわからなくても。わかる人だけがわかる度数
(担当特派員:TOP1号)
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