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ふてぶてしいほど自己主張する香港のネオンはフォトジェニック効果絶大

香港ロケで外せないのは「突き出す看板群」。香港のイメージとしてよく知られているし、ここでしか見ることのできない風景、妖しい気配の中での撮影は是非しておきたいものです。しかしここ数年は、街の様子が変わってきました。近頃では、通りに直角に突き出すタイプではなく、平行に掲げるLED型が流行なんだとか。

また、台風の多い香港では大型看板は危険ということで、政府の条例で大きすぎるものは違法とみなされ、撤去された名物看板も沢山あります。

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名物だった麵家とミルクプリン店の看板も撤去の憂き目に。

街を行く人もエレベーターも、日本や台湾より速度が速い香港。街並みもどんどん変わるので、予定していたものが消えてしまい「一昨日まではあったのにー!」と頭を抱えることもあります。それでもカメラマンやアーティストの方のイメージを聞いて「あそこなら!」と急遽向かった先が、想像以上の効果をもたらしてくれる。香港ロケの醍醐味です。

ある女性アーティストの撮影では「タクシーの窓ガラスにネオンが映り込む位置がほしい」と突然言われ「ちょっと待ってくださいね…(記憶のフォルダを脳内でめくり)あります」。行ってみた先はどんぴしゃり。白い頬と黒い瞳にもネオンの明かりがさし、動的で幻想的で、疾走感のある映画のワンシーンのような場面になりました。

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車のガラスに映り込むネオンも絵になる九龍・旺角

最近発売になった若手男性俳優の写真集ロケも、あちこちのネオンサインを渡り歩きました。特に旺角(モンコク)は撤去や流行の入れ替わりも「知らんわ」とばかりに、ふてぶてしいほど溢れるネオンの波が残っています。小さな街なのでいくつかのポイントを移動してフレキシブルに撮影して出来上がった写真は、なんともドラマティック。夜の闇とネオンの光がもともと美しく整った俳優さんの容貌を陰影で縁取り、妖しい色気をにじませているのです。

新宿や台北、バンコクとも違う不規則なネオンは、香港にしかない空気感。光と影が、被写体の違う顔を引き出す香港の街そのものが特殊効果の空間になると、写真集を見て改めて実感。購入したファンの方が「香港ロケ、ネオンがやばすぎ。服を着ているのにエロすぎて無理」とSNSでつぶやいているのを見て、静かに「イエス!」とガッツポーズをとりました。

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<基本データ>
所在地:九龍サイド 旺角(MTR 旺角駅からすぐ)

<コーディネーターのちょっとひと言>
香港は、街の空気がフォトグラファーや被写体にも刺激を与えるみたい。その場ののりで「こんなの欲しい!」とイメージがどんどん膨らんで「あっちへ!」「こっちだ!」と移動するのも、コンパクトな街だから可能。そのライブ感も写真に映り込むから、面白い!

(担当特派員:TOP33号)
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(香港)砵典乍街 Pottinger Street

2019年2月に公開された「劇場版シティハンター 新宿プライベートアイズ」。大人たちが「おお!」とどよめき「懐かしい」と笑顔ほころぶ中、テーマ曲は1987年開始のテレビアニメ版と同じくTM Networkの「Get Wild」と知って、私の心はざわつきました。この曲のMVは、1987年4月に香港で撮影された「伝説のMV」だからです。
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MONDO GROSSO+満島ひかりさんやVAMPS、B’zなど日本のアーティストもMVのロケ地に選んでいる香港。どこを切り取っても絵になり色気のある街並とアーティストの存在感とのマリアージュ、音楽に独特の彩りや匂いがあふれ出て、短編映画のような仕上がりになりますね。

MONDO GROSSO / ラビリンス
https://www.youtube.com/watch?v=_2quiyHfJQw

VAMPS / GET AWAY
https://www.youtube.com/watch?v=AxEpRdesqrE

香港撮影MVのはしりともいえるTM Networkの「Get Wild」、ネットで閲覧可能な「公式フルバージョン」は2019年2月現在見当たらないのも、その伝説に拍車をかけているかもしれません。
オープニングに彼らの初武道館LIVE「FANKS CRY-MAX」映像を使用していますが、本編はオール香港ロケ。TMのメンバー3人の後ろを通り過ぎる二階建てバスの、当時のクリーム色と青の2トーンカラーのデザイン。ネイザンロードを横切るアゲハ嬢もびっくりの盛り髪に白ドレスのお姐さんや80年代の香港映画の人物そのままの眼鏡のお兄さん。お構いなしに画面にカットインしてくる香港返還を10年後に控えた香港人ならではのタフさを垣間見ることができるから、香港好きな方にもとても人気があるのだとか。

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店先で猫が我が物顔なのも香港ならではのWild&Cute

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坂の細い脇道でひっそりやっている、Wild&Coolな理髪店

「Get Wild」の香港ロケ地めぐりの中でも特に行きやすいのは、中環(Central)を山の上へとつなぐ石の階段「砵典乍街(Pottinger Street)」。ボーカルの宇都宮隆さんが屋台の前で食べかけの青リンゴを通りすがりの女の子に差し出し、「Get Wild」MV内でも伝説と呼ばれるシーンが撮影された場所です。
地元では「石板街」と呼ばれる約400メートル続く急な石の階段。両脇には屋台やおしゃれなカフェ、レストランが連なる香港島ならではの街並みで、2009年12月に香港の一級歷史建築に指定されました。

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「伝説の地」は、砵典乍街(Pottinger Street)が威霊頓街(Wellington St)と交差するあたり。当時とは店の様子は変わり青リンゴの果物屋さんはもうないけれど、この石の坂道は、いつ見上げてもワクワクして、嬉しくなります。この風景と耳によみがえる音楽、香港でなければ他のどこにもないものだから。

<基本データ>
所在地:「Get Wild」ロケ地は威霊頓街(Wellington St)と交差するあたりです(MTR中環駅D2番出口から徒歩約5分)
劇場版シティハンター「新宿プライベートアイズ」公式サイト
https://cityhunter-movie.com/

<コーディネーターのちょっとひと言>
この場所で撮影されたシーンに流れる「Get Chance and Luck」のフレーズの力強さは、香港にいるだけで感じるわくわくする気持ちや湧きあがってくるパワーにシンクロしていると思います。ここを通るたびに「よーし」と元気に足取りも軽くなるので、ある種の「パワースポット」かもしれませんね。
(担当特派員:TOP33号)

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(香港)金山海鮮酒家

「美味しすぎる」と叱られ、「安っ」と驚かれる。お客様からアンコール率No1の「金山海鮮酒家」は、九龍サイド・油麻地の屋台や夜市がひしめく廟街(テンプルストリート)近くにある、老舗の海鮮レストラン。古いアパートに掲げられた夜のネオンが黒塗りの高級車を照らす、昔ながらの九龍らしいエリアです。このシチュエーションだけでも「香港に来た!」と気分が上がること間違いなし。
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この店を紹介してくれたのは、香港映画界の大御所アクションスター、サモ・ハン・キンポー(洪金寶)のオフィスで働いていた日本人女性でした。夕方5時から深夜2時まで営業しているので、旅行者や地元の人、夜遅くに食事に来る「様々な」業界の人で毎日賑わっています。

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「白灼蝦」は時価。人数によって量を調整できます。

「エビが食べたい」
というリクエストは、ここの「白灼蝦」を注文すればなんの問題もありません。
茹でたてで熱々の大ぶりの蝦の殻をむき、お店独特の唐辛子入り醤油につけて食べる。
ただそれだけのシンプルなお作法ですが、泣き出した人、笑いだす人、黙ってしまった人、「なんで今までこの店に連れてこなかった?」と怒り出す人もいました。毎回リアクションが大きすぎて戸惑いますが、美味しくて喜んでいることは間違いない。
「あのエビが食べたいんだよ…」
香港から日本へ帰任した元上司が仕事に全く関係なく唐突なメールをよこすので
「YOU蝦食べに香港へ来ちゃいなYO!」
と返したら、即座に電話がかかってきたこともありました。暇か。暇って字は蝦に似ているね。

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日本からのお客様の度肝を抜く、大きなシャコのから揚げに塩コショウ、フライドガーリックをたっぷりまぶした「椒鹽尿蝦王」。こちらも時価です。

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油で揚げた豚肉を甘辛ソースとマヨネーズで食べる「沙拉醤焼骨」

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土鍋で熱々のマーボーナス「魚香茄子煲」はあっさりした貝柱と卵白のチャーハンや白ご飯とともに

この店に案内した美形でアンニュイな佇まいのミュージシャンの方は、見た目通り「食べることに興味がない」とのこと。せっかく香港に来たのに食べることを楽しめないのは残念かな…と思っていたら、
「美味しい」
口数の少ない彼がつぶやき、テーブルの全員がびっくりして注目すると、彼の手元のお皿の上には山盛りのエビの殻。
「この子が美味しいって言ったの、何年振りだろう」
周りの方たちが感激し、社長さんに「追加して!」と笑顔で言われ、すぐさまオーダーをしました。
「美味しい!」と叫んでくれる大きな反応は勿論だけど、食べることに興味の無かった方が静かに黙々と食べてくれる様子と周りの方が喜ぶ姿にも、とても感動しました。この店に来るたびに、いろんな方たちとの思い出ができるのも、私には嬉しいことです。


<基本データ>
金山海鮮酒家 Kam Shan Seafood Restaurant
所在地: 佐敦吳松街66號(MTR佐敦駅A番出口から徒歩約5分)
電話番号:+ 852- 2332-7366
営業時間:月~日 17:00~26:00

<コーディネーターのちょっとひと言>
香港ロケは短い期間にハードなスケジュールなことが多く、夕食の時間が一般的なレストランの21時や22時のラストオーダーには間に合わないこともしばしば。深夜まで営業している屋台もあるけれど、ロケで疲れたタレントさんにはちょっときつい環境なことも。古びてはいるけれどしっかりした店舗で遅くまで落ち着いて食事ができ、アクセスも良好なこの「金山海鮮酒店」は、とてもありがたい存在です。海鮮類は時価の場合が多いけれど、この店では6~8人でおなか一杯食べて飲んでも合計2,000HKD(約30,000円)ほど。お会計担当の方が「安っ…」と驚くのもお約束です。肉料理やお豆腐料理も充実しているので、香港・下町の美食を思う存分楽しめますよ。
(担当特派員:TOP33号)

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(香港)MANMO CAFE

はじめまして、いつもこのブログを読んで1号の言いたい放題とツッコミに笑っていたので、まさか自分が書く側に混ぜてもらいツッコミ待ちの立場になるとは思わなんだ。人生って何がどうなるかわかりませんね。

改めましてこんにちは。主にTOP TAIWANの海外業務を担当している33号です(1号より突然通達がきましたので今後は33号を名乗らせて頂きます)。今は台北に住んでいますが、以前香港にもいたので1号から「行って」と指令が下り、時々香港でのロケーション手配、現地でのコーディネートをしています。という事で、新しいタイプの香港コーディネーターとして担当させて頂いております。不定期ではありますがTOPブログ内でも香港情報を紹介いたしますので是非ご覧くださいませ。

今日ご紹介するのは、香港島・上環にある「MANMO CAFE」。荷李活道(Hollywood Road)にある文武廟(Man Mo Temple)は観光地としても有名ですが、そのすぐ近くにある摩羅上街(Upper Lascar Row)、通称「キャットストリート」は、最近とんと日本人がこなくなっちまったねえ。昔はわりと沢山観光客をみかけたけれど、どう見てもうさんくさい謎のアンティークやがらくたは、今どきの映えを求める人たちには興味を持たれないのかな。

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ちなみにこのキャットストリート、原宿と渋谷をつなぐあのキャットストリートの語源になっていることはご存知ですか?今となってはおしゃれすぎて足が震える原宿のキャットストリートも、80年代にはのどかな住宅街だったの。そこに突如現れた「ピンクドラゴン」のオーナー、日本のロカビリーシーンに多大な影響をもたらしたクリームソーダの故・山崎眞行氏がかつて香港の「摩羅上街」を訪れた時、「似ている」とぴんときて原宿と渋谷の間のあの通りを「キャットストリート」と呼ぶようになったそうよ。

その本家キャットストリートのうさんくさいガラクタ屋台の間にあるのが、フレンチ風にアレンジした中華点心が自慢の「Man Mo Café」。香港のレストラン業界で名を馳せるフランス系スイス人のオーナー、二コラさんが小籠包で有名な鼎泰豊からシェフを引き抜いたりして始めたお店です。点心はイカ墨の黒、マスタードの黄色、バジルの緑、トマトの赤など、カラフルな彩りがおしゃれな中国テイストの器とマッチして素敵。北京ダックやラタトゥイユ風の味付けにマヨネーズベースのソースなども意外と点心に合って、食べ応えもしっかり。見た目がいいと味はどうなのよと勘ぐってしまうけど、食べても美味しいからこれはおすすめ。ゴマ団子の餡はヨーロッパでおなじみのナッツペースト「ヌッテラ」だったり、遊び心もいっぱいです。

壁にお皿を沢山飾ってオブジェに。フランス系オーナーならではのシノワズリ感覚です。
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カラフルな点心。左からトマトモッツアレラ52HKD、フレンチ北京ダック78HKD、チキンマスタード68HKD、ラタトゥイユ52HKD。ワインリストも揃っているので、お酒のおつまみにも。
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デザートにはゴマ団子風のヌッテラボール28HKD。中国スタイルの茶杯でサーブされるKusmi Teaはローズヒップやペパーミントをブレンドした「Be Cool」50HKDを選んでみました。
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客層はほぼ西洋人。現地の人は「点心でこの値段ってアホか」と敬遠する価格帯だけれど、カフェ感覚で好きな時間に軽く食べられるし、カラフルな点心に興味のある方、飲茶レストランの騒がしさが苦手な方にもおすすめ。ヨーロッパの伊達男風なオーナーの二コラさんもよくお店に顔を出しているので、会えるかもしれませんよ。

<基本データ>
所在地: 40 Upper Lascar Row (Cat Street), Sheung Wan, Hong Kong
(MTR 上環駅A2番出口から徒歩約7分)
電話番号:+ 852-2644-5644
営業時間:月~土 12:00~22:30, 日 12:00~17:00
公式サイト:http://manmodimsum.com

<コーディネーターのちょっとひと言>
先日久しぶりに店をたずねたら、顔見知りのスタッフに
「ねえ…なんか最近日本の女性が来て、彼らと同じ席に座りたい、同じものが食べたいって言われるんだけど、あなたがこの間連れてきた人たち、一体誰なの?」
と困惑気味に尋ねられました。
あるロケの際、このカフェを拠点にして休憩したりインタビューしたりしたことを、どうやらタレントさんがラジオで話したみたい。店名は言わなかったのに、その方が語った「キャットストリート」「フレンチ中華」というキーワードだけで探し当てて来てくれるなんて、ファンの方っていじらしいね。健気だなあ。嬉しくなって「ファンの方が見えたら、良くしてあげてね」と念をおしました。

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*聖地は手前のソファエリアです

街自体が好きな方はわき目も降らずに香港旅行をリピートするけど、この数年は台湾やベトナムに押されがちだったでしょ。私らがどんなに「見てみて!香港素敵っしょ!映えるっしょ!めっちゃ楽しいし!」と騒いで暴れてもやんわりスルーされて疲労困憊だけど、イケメンや可愛い女の子が「楽しかった」と語ってくれるたった一言、彼らが佇んだ素敵な一枚の写真で「香港に行ってみたい」と興味を持ってもらえる。選ばれし者の威力は絶大です。
だから、タレントさんはじめロケ隊の皆さんに、香港を好きになって欲しいの。メインは勿論お仕事だけれど、香港楽しかった、美味しかった、あそこ良かったよね、また行きたいと、誰かに伝えてもらえたらいいな。
そんなわけで、「コーディネーターってどんな仕事?」と聞かれると、まだ駆け出しの私は困惑しつつ「ロケ隊のみなさんに美味しいご飯とおやつを用意するのが重要なミッションです」と答えます。これはわりと本気。
(担当特派員:TOP33号)

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Author:Top-Taiwan
独自の視点に基づいたご紹介なので参考にはならないかもしれません。役に立つと思う方だけご覧ください。そうでない方はオフィシャルサイトだけをご覧ください。
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