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モンスターマンションは撮影禁止、まだある密集高層ビル

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映画やミュージックビデオ、グラビア撮影のロケ地として大人気だった「モンスターマンション」。残念ながら2018年の初めに、撮影禁止が公布されました。

いつ行っても地元香港だけでなく世界中から「インスタ映え」を求めてやってくる人で賑わっていた、モンスターマンション。この風景は、3棟の高層アパートが作り上げたものです。はしゃいだ観光客の笑い声は案外高いところまで響き渡るし、ごみ問題、そもそも私的な住宅の敷地内で第三者が大勢うろうろするのは好ましくないなどの理由で、住民から苦情が出ていたと聞きます。

今年になって「撮影OKになった」という話がネット上で散見されますが、敷地内に張り出されている「撮影禁止」の中文、英文の横断幕はそのまま。
観光客はその横断幕がかかった台の上に乗って撮影、その近くでは住民らしき人たちがマージャン卓を囲んでいる…なかなかシュールな風景が繰り広げられています。撮影解禁になったというよりも、見逃してもらっている状態ではないかと思います。

観光客が個人のSNSなどで楽しむのはともかく、商業誌での撮影となると、許可申請をしなければトラブルになる可能性も捨てきれません。

それでも、この密集した高層住宅の景色は香港ならでは。
ここを背景に撮影をしたいというリクエストは今も多く寄せられます。

他にどこかいいところ、禁止されていない、撮影が可能な場所はないかな?と探してみると、ありました!密集した、香港らしいアパートの風景。

こちらは香港島サイド。
こじんまりしていますが、モンスターマンション同様にコの時型に建物が密集しています。

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こちらは九龍サイド。両サイドにはカラフルな昔ながらのアパート。その奥に新しい高層マンションがのぞく、香港の移り変わりをきりとったような風景がありました。煤けた突き出す看板も良い感じです。

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日本人のイメージの中の香港と現実の香港は、少しずつ乖離しているかもしれません。でも、活気や人情、空高く上へと暮らす住環境とパワーは今も健在です。イメージ通りか、想像以上か。ぜひ香港の街に降りて、確かめてみてください。


<コーディネーターのちょっとひと言>
詳しい住所は割愛しました。こんな場所で撮影してみたい!香港ロケコーディネートのご用命は、TOP TAIWANまでどうぞ!

(担当特派員:TOP33号)

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香港で朝食セット。物珍しさにメニュー選びから盛り上がる

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スープ入りマカロニとトースト、卵料理、ミルクティ。典型的な香港スタイル朝食セットメニューです

「茶餐廳で朝ご飯を食べたい」

台北から香港へ出張している友人から、LINEが来ました。

茶餐廳(チャーチャンテン)は、香港のローカルフードを出す食堂スタイルのカフェ。朝から晩まで、様々なセットメニューやアラカルト、飲み物やパンを用意しています。

彼の居場所から、私が時々行くお店をいくつかピックアップして伝えると、数分後には店内からの画像が。

「周りの香港人が食べてるものが気になる」

隠し撮り風の画像に映っていたのは、スープ入りのマカロニ。

「美味しそう」

台湾のあちこちで朝食を食べ歩いている友人がとても興味を持った様子なので

「試してみれば?私は絶対食べないけど」
「なんでやねん」
「美味しくないんだもん」

お店にもよるけれど、スープが薄い、塩味ばかり強い、マカロニが柔らかすぎることが多いのです。

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この店では「朝食セット」7時から12時まで、バターつき食パン、目玉焼きふたつ、ハム入りスープマカロニ、コーヒーか紅茶で38ドル(約570円)。昼から夜までのセット、終日提供するセットメニューも。


香港のローカル食堂での朝食は「トーストか薄いサンドイッチ」「コンソメ風スープ入りのマカロニ、インスタントラーメンもしくはビーフン」「目玉焼きかオムレツなどの卵料理」「飲み物」のセットが定番です。

周りを見てもスープ入りで人気なのは「マカロニ」か「インスタントラーメン」。ラーメンは袋から出して平皿に入れ水を注ぎレンジで温め、テーブルに。簡単な手順にするとラーメンはほぐされず「姿のまま」の状態で提供されるので、不安になるかもしれません。フカヒレの姿煮があれば、ラーメンも「姿」なのが香港スタイル。ほぐして食べましょう。

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ビーフンはちゃんとほぐして出てきます。

スープビーフンにザーサイと細切り肉を乗せた「搾菜肉絲湯米」。これはあまり外れがありません。薄いサンドイッチと薄いオムレツ、ハムかランチョンミート、ミルクティで結構なボリューム(油分と塩分)になるので、朝昼兼の食事にどうぞ。


台湾では朝食専門店が街中いたるところにあって、早朝から昼前後までのみ営業するお店も少なくありません。

香港でも、朝食を外で食べるのはごく普通のこと。旅行者やロケのクルーから「朝食にお粥を食べたい!」「朝は飲茶ですか?」というリクエスト、とても多いです。
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お粥とともに、広東風焼きそば「豉油皇炒麵」も。日本人好みの味です。


台湾と違う点は、香港では屋台を覗いて「朝食専門店」がほとんど無いこと。家賃の高い香港、昼も夜も出来るだけ長い時間営業して「オールデイダイニング」状態にしなければ、商売にならないんですね。

件の友人は結局好奇心を抑えきれずスープ入りのマカロニを試してみたそうで
「うまかったよ!」
と報告がありました。美味しいものにあたったのかな。良かった。
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朝から点心。「心の底から楽しい、美味しい」と喜ばれて、「そんなに?」と戸惑いました。

点心と香港式ミルクティ、いろんなものを組み合わせて朝食が食べられるのも、香港の面白いところ。
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「あれも食べたい、これも食べたい!」みんなの希望を、短期間で一気にかなえることが出来る。慌ただしさの中で合理的に生き抜く、香港ならではのフレキシブルなパワーですね。


<コーディネーターのちょっとひと言>

香港ロケ、街歩きや風景の中のほか、ローカル色の強い食堂で朝食をとりながらの撮影もおすすめです。香港ならではの空気の中、リラックスした楽しげな表情の写真が撮れますよ。

(担当特派員:TOP33号)

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九龍サイド、ビルの谷間の廃墟のようなテラスは「妖しい香港」の香りが濃厚なスポット

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九龍の東側にある「觀塘(クントン)」は、工業ビルや香港島行きフェリー乗り場のある街。観光客を見かけることはほとんどない、ローカル色の濃いエリアです。

香港で会社勤めをしていた頃、「觀塘」の工業ビル内にある顧客オフィスへ行くのはちょっと憂鬱だった。大型トラックが行きかって緊張するし、運転手が大声で喋る広東語は、観光エリアで接する「シュッとした香港人」の話すものとは違う音色で耳に突き刺さる。仕事用のヒールのシューズやスーツが、埃と油にまみれそうなのも怖かった。「觀塘」行きの二階建てバスやミニバスは多いけど、できるだけ避けて通りたいエリアでした。

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觀塘には雰囲気のある工業ビルが立ち並びます。

でも、写真を撮る場所として見直すと、その埃と油の濃厚さは抜群に面白かった。「觀塘」は今でも、外国人がイメージする「妖しい香港の香り」と雰囲気を残していました。

香港の街をくまなく走る「小巴」ミニバスは、降りたい場所を運転手に意思表示するのがルール。「その角で」「スーパーの前で」と狭い車内で声を上げて伝えるのは、なかなかハードルが高いものです。そのローカル色の強さがなおさら、香港ファンのチャレンジ精神や好奇心をまさぐるみたい。

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香港人も「これは」とひいた、カオスなミニバス・ターミナル。

香港ローカル色の濃い街に、ローカル色の濃いミニバスのターミナル。香港の匂いが濃厚すぎる「觀塘ミニバス・ターミナル」の上には、ビルを挟んだ香港の空を眺めるテラスがあります。

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テラスにあがる手すりがさびた階段もフォトジェニック。周辺ビルの朽ち果てそうな感じと地上を走る地下鉄線路のトランスフォーマー感、すさまじい。

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ほぼ廃墟化したビルに隣接。くすんだ壁の落書きもアートな雰囲気

ビルの間に夕日が沈む眺め、雨上がりにはコンクリート一面の水たまりが鏡のように映って、ごちゃごちゃ感と抜け感が混ざり合う。写真を撮るにはとても面白いスポットでした。

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テラスから見下ろすミニバス・ターミナル。

この「裕民坊テラス」も、いずれ取り壊されることが決まっています。

「近頃では、店じまいのニュースを見てSNSにアップするために行く人が多いです。できるなら、終わりの時だけではなく常日頃から来て、その場所を守って欲しい」

先日行われた香港映画のアカデミー賞「香港フィルム・アワード」の授賞式でスピーチした受賞者がいました。
日々変わっていく香港の風景、あれもこれも写真に残してほしいなあ。ここが無くなってしまう前に、一刻も早く来て欲しい。

裕民坊(Yue Man Square)テラス <基本データ>
所在地:觀塘ミニバスターミナル近く
(MTR觀塘 駅から徒歩約4分)
<コーディネーターのちょっとひと言>
ここから車で5分ほどの小さなフェリーターミナルは、おなじみのスターフェリーのよりも「地元色濃厚」。「イメージする香港らしさ」はまだあちこちに残っていました。
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ふてぶてしいほど自己主張する香港のネオンはフォトジェニック効果絶大

香港ロケで外せないのは「突き出す看板群」。香港のイメージとしてよく知られているし、ここでしか見ることのできない風景、妖しい気配の中での撮影は是非しておきたいものです。しかしここ数年は、街の様子が変わってきました。近頃では、通りに直角に突き出すタイプではなく、平行に掲げるLED型が流行なんだとか。

また、台風の多い香港では大型看板は危険ということで、政府の条例で大きすぎるものは違法とみなされ、撤去された名物看板も沢山あります。

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名物だった麵家とミルクプリン店の看板も撤去の憂き目に。

街を行く人もエレベーターも、日本や台湾より速度が速い香港。街並みもどんどん変わるので、予定していたものが消えてしまい「一昨日まではあったのにー!」と頭を抱えることもあります。それでもカメラマンやアーティストの方のイメージを聞いて「あそこなら!」と急遽向かった先が、想像以上の効果をもたらしてくれる。香港ロケの醍醐味です。

ある女性アーティストの撮影では「タクシーの窓ガラスにネオンが映り込む位置がほしい」と突然言われ「ちょっと待ってくださいね…(記憶のフォルダを脳内でめくり)あります」。行ってみた先はどんぴしゃり。白い頬と黒い瞳にもネオンの明かりがさし、動的で幻想的で、疾走感のある映画のワンシーンのような場面になりました。

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車のガラスに映り込むネオンも絵になる九龍・旺角

最近発売になった若手男性俳優の写真集ロケも、あちこちのネオンサインを渡り歩きました。特に旺角(モンコク)は撤去や流行の入れ替わりも「知らんわ」とばかりに、ふてぶてしいほど溢れるネオンの波が残っています。小さな街なのでいくつかのポイントを移動してフレキシブルに撮影して出来上がった写真は、なんともドラマティック。夜の闇とネオンの光がもともと美しく整った俳優さんの容貌を陰影で縁取り、妖しい色気をにじませているのです。

新宿や台北、バンコクとも違う不規則なネオンは、香港にしかない空気感。光と影が、被写体の違う顔を引き出す香港の街そのものが特殊効果の空間になると、写真集を見て改めて実感。購入したファンの方が「香港ロケ、ネオンがやばすぎ。服を着ているのにエロすぎて無理」とSNSでつぶやいているのを見て、静かに「イエス!」とガッツポーズをとりました。

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<基本データ>
所在地:九龍サイド 旺角(MTR 旺角駅からすぐ)

<コーディネーターのちょっとひと言>
香港は、街の空気がフォトグラファーや被写体にも刺激を与えるみたい。その場ののりで「こんなの欲しい!」とイメージがどんどん膨らんで「あっちへ!」「こっちだ!」と移動するのも、コンパクトな街だから可能。そのライブ感も写真に映り込むから、面白い!

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(香港)砵典乍街 Pottinger Street

2019年2月に公開された「劇場版シティハンター 新宿プライベートアイズ」。大人たちが「おお!」とどよめき「懐かしい」と笑顔ほころぶ中、テーマ曲は1987年開始のテレビアニメ版と同じくTM Networkの「Get Wild」と知って、私の心はざわつきました。この曲のMVは、1987年4月に香港で撮影された「伝説のMV」だからです。
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MONDO GROSSO+満島ひかりさんやVAMPS、B’zなど日本のアーティストもMVのロケ地に選んでいる香港。どこを切り取っても絵になり色気のある街並とアーティストの存在感とのマリアージュ、音楽に独特の彩りや匂いがあふれ出て、短編映画のような仕上がりになりますね。

MONDO GROSSO / ラビリンス
https://www.youtube.com/watch?v=_2quiyHfJQw

VAMPS / GET AWAY
https://www.youtube.com/watch?v=AxEpRdesqrE

香港撮影MVのはしりともいえるTM Networkの「Get Wild」、ネットで閲覧可能な「公式フルバージョン」は2019年2月現在見当たらないのも、その伝説に拍車をかけているかもしれません。
オープニングに彼らの初武道館LIVE「FANKS CRY-MAX」映像を使用していますが、本編はオール香港ロケ。TMのメンバー3人の後ろを通り過ぎる二階建てバスの、当時のクリーム色と青の2トーンカラーのデザイン。ネイザンロードを横切るアゲハ嬢もびっくりの盛り髪に白ドレスのお姐さんや80年代の香港映画の人物そのままの眼鏡のお兄さん。お構いなしに画面にカットインしてくる香港返還を10年後に控えた香港人ならではのタフさを垣間見ることができるから、香港好きな方にもとても人気があるのだとか。

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店先で猫が我が物顔なのも香港ならではのWild&Cute

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坂の細い脇道でひっそりやっている、Wild&Coolな理髪店

「Get Wild」の香港ロケ地めぐりの中でも特に行きやすいのは、中環(Central)を山の上へとつなぐ石の階段「砵典乍街(Pottinger Street)」。ボーカルの宇都宮隆さんが屋台の前で食べかけの青リンゴを通りすがりの女の子に差し出し、「Get Wild」MV内でも伝説と呼ばれるシーンが撮影された場所です。
地元では「石板街」と呼ばれる約400メートル続く急な石の階段。両脇には屋台やおしゃれなカフェ、レストランが連なる香港島ならではの街並みで、2009年12月に香港の一級歷史建築に指定されました。

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「伝説の地」は、砵典乍街(Pottinger Street)が威霊頓街(Wellington St)と交差するあたり。当時とは店の様子は変わり青リンゴの果物屋さんはもうないけれど、この石の坂道は、いつ見上げてもワクワクして、嬉しくなります。この風景と耳によみがえる音楽、香港でなければ他のどこにもないものだから。

<基本データ>
所在地:「Get Wild」ロケ地は威霊頓街(Wellington St)と交差するあたりです(MTR中環駅D2番出口から徒歩約5分)
劇場版シティハンター「新宿プライベートアイズ」公式サイト
https://cityhunter-movie.com/

<コーディネーターのちょっとひと言>
この場所で撮影されたシーンに流れる「Get Chance and Luck」のフレーズの力強さは、香港にいるだけで感じるわくわくする気持ちや湧きあがってくるパワーにシンクロしていると思います。ここを通るたびに「よーし」と元気に足取りも軽くなるので、ある種の「パワースポット」かもしれませんね。
(担当特派員:TOP33号)

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Author:Top-Taiwan
独自の視点に基づいたご紹介なので参考にはならないかもしれません。役に立つと思う方だけご覧ください。そうでない方はオフィシャルサイトだけをご覧ください。
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