リサーチで見つけたおもろい店。ネタとして求められるものは面白いモノ、変わっているモノ、新しいモノ。全部の条件がそろっているのはなかなかないけど、久々に自分で、えっ?なんこれ!?イイの見つけたじゃん俺って感じで有森裕子リスペクトで自分で自分をほめてあげたw
場所が・・・・台北じゃない!ってところがちょっと難点なんだけど、台北からそんなに離れてないと言っていいだろう的距離感な桃園だったからかろうじてよかった

一件普通のケーキ屋。でも中に入って商品見るとビックリ。

ナニコレ珍百景ではありません。そして、実に中途半端なんだけど、普通のケーキもあるというw いや、でもこれって普通だよね、いくらこんなぶっ飛んだ感じの面白ケーキを作っていたとしても、全部これではやっていけないと思うのが当たり前。もちろんノーマルケーキも売ってます。が、面白ケーキも売ってるんです。ではそれぞれご紹介。
1:カップラーメンケーキ

麺=プリン、あまりよく見えないかもですが中にある白い豚骨スープ風のスープ=ミルクプリン、脇の味変用醤油=黒糖蜜。うまいこと作ったなぁって感心してしまうほどの再現度。麺の硬さもしっかりあってちゃんとフォークで持ち上げてすいながら食べれます。これね、甘いけどすごく美味い!疑いながら最初食べたけど、だいぶびっくりする美味しさ。ただ強烈な甘さ、醤油風ですが黒蜜オンするともっと甘くなるw
2:スポンジケーキ

ってよく考えたらケーキ業界では普通の名前じゃん!だけど、食器洗い用スポンジのようなケーキが正しいw これもなかなかのフワフワ感。甘さもあっさりしていて、緑の部分をサツマイモの葉っぱのエキスで作ったらしいからその苦み的な味も加味され甘さが抑えられてる感じ。いくらでもパクパク行ける。
3:卵型パイナップルケーキ

これは周りの殻は特注のプラスチック素材の殻で、中に卵の形をしたパイナップルケーキが入ってる。中の餡は100%パイナップル餡なので酸味が強めなナチュラルパイナップル仕上げ。これ、味よりも食べ方が画期的かと。今までPC(パイナップルケーキの勝手な略称w)はでかめの一個を基本食べきらないとならない包装でしたが、これなら半分食べて卵を閉じれば持ち歩いていてもボソボソこぼれたりもしない。カバンに入れててもつぶれることもないし、今後災害スイーツとしても活躍できるかも?
4:札束ケーキ
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いわゆる台湾カステラ的仕上がりのケーキ。ほぼシフォンケーキ化と思うぐらいな軽さとふわふわ感。味もほのかな甘さで食べても食べてもいくらでも食べれます。一食で300万ドルはいけそうですw
5:盆栽ケーキ

これは食べてないんだけど(店の人からはぜひと言われたがもう無理だった汗)、土の部分がティラミスっぽく仕上げられていて、土の上にはいろんなもの乗っければそれぞれのフレーバーが作れる。ロケに行ったときはイチゴの季節だったのでイチゴ推しだった。
6:ポーチドエッグプリン

に見立てたプリンでこれも食べてはいないんだけど、器がルクルーゼ的なところがさらに細かい描写だなと。
ここまで徹底してればもうあっぱれ。台湾名物とかもぜひ再現してもらいたい。カラスミとか小籠包とかどんどんスイーツパラレルワールドを広げていただきたく。
<基本データ>住所:桃園市春日路945號
(台湾鉄路「桃園」駅から車で約15分)
電話:03-358-2120
営業時間:9:00~20:00(日曜のみ~18:00)
<コーディネーターのちょっとひと言>正直この手の商品に走った場合、味が置いてきぼりにされるのではという疑いの目からあまり味に期待を持っていない状態で臨むけど、正直いい意味ですごい裏切りw 食べたもの全部美味いw そもそもこういったネタに走ったのもしっかりとした味の裏付けがあっての事業展開であるとわかり、来る前の勝手な想像をお詫びしたいぐらい(ってか店に行ったんだからお詫びしたけりゃしろだけどw)。ラーメンケーキとかぜひ日本の皆さんにも食べてもらいたいけど、これは冷凍じゃないと送れないらしいから無理だな。今回いろんなの食べたけど、自分が一番おいしかったのは札束カステラ。これシフォンケーキレベルな柔らかさで、いわゆる台湾カステラの手法で作られたもの。ペロッと200万ドル分食べましたw
(担当特派員:TOP1号)
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