今回は蘆洲駅からバスにゆっくり揺られ約30分の場所にある観音山、ハイキングにもぴったりなこの山の中にあるレストラン「碧瑤山莊」をご紹介。この山は7つの登山道があり、運動好きな方から普段あまり運動をしていないという方まで楽しめそうなハイキングコースがあります。ハイキングコースの途中に「凌雲寺」というバス停と、この山を訪れる方々の為が利用できる大きな駐車場があります。バス停の写真はこちら。

ここから歩く事約5分の場所に、今回ご紹介させていただく「碧瑤山莊」という大きなレストランがあります。こちらの店は1898年に建てられたオーナー楊さんたちが育った自宅をレストランに改造。大きな敷地内には約50テーブル、300ほどの座席数があります。週末はこの山を訪れる方でお客様がいっぱいですので、予約を入れた方がベストかと思います。
こちらのレストランは大自然の空気を吸いながら、テラス席やまるで小屋の様な個室で(約10名ほど入る事ができる小さな個室から、大きな小屋にテーブルが並べられた席もあり)、旬の野菜を使った料理、地鶏とたけのこのスープなど、美味しくボリューミーな台湾料理をいただく事ができます。

まずはお店のメニューをご覧ください。今回注文したおかずは「小」だったものに関しては、それで注文しましたが、どれもかなりの量なので、2、3名で訪れる際はスープを頼まずおかずのみにするか?おかずだけの場合は3品程度で十分なのでは?と思います。先に少な目に注文し、後で様子を見ながら追加する様にしてください。その際追加した料理が出来上がるのは少々時間が掛かるかもしれない事もご留意ください。

まずはこちらのお店の人気メニュー「脆筍鷄湯(680元)」(写真一番右側)大きな鍋にたっぷりの鶏肉、更にはたけのこが。あっさりした塩味が食欲をそそります。どれだけの大きさなのかは、料理全体写真をご覧いただければ分かりやすいかもしれません。

同じくらい人気のメニューはこちら、ダイナミックな地鶏「白斬雞(半隻・500元)」、そのまま食べてもジューシーですが、ニンニク入りの醤油ベースのソースを付けてもなかなか。

ここ数年食べた臭豆腐の中で、最も香りが強かった「宮保臭豆腐(小・300元)」、かなりの臭豆腐好きな方でなければ、食べなれない味かもしれません。一緒に素揚げされたピータンにまで香りが浸透しています。

いんげんと一緒に炒められた揚げたモツを、甘辛いソースであえた「脆皮肥腸(350元)」、ピーナッツの香りが素晴らしかったです。ちなみにこちらのメニューはワンサイズのみ。

食べていて一番ほっとした料理「和風松坂豚(360元)」は、豚トロを照り焼きソースで絡めた様な1品。さっぱりしたタレとトマトが非常にマッチしています。

シャキッとした「水蓮」の炒め物(小・150元)、白いごはんが進む味付けです。

お腹がいっぱいになった後は、ゆっくり景色を楽しむのもなかなか。またレストランのすぐ近くにある凌雲寺を参拝するのも良いかもしれません。

台北から少し離れた場所にありますが、写真撮影が好きな方や、運動が好きな方におススメなハイキングコース&レストランです。
<基本データ>住所:新北市五股區凌雲路三段112號
(MRT新和蘆洲線蘆洲駅からバス「785番」または「橘20番」に乗車「凌雲禪寺站」で下車、駐車場すぐ傍※徒歩約5分)
電話:02-2291-3771
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:30(日休)
<23号のちょっとひと言>しっかり運動した後にたっぷり美味しいものが食べたい!そう思った時に訪れたいレストラン&ハイキングコースです。また観光客はほぼ訪れないであろうエリアなので、お店の方は中国語での対応となりますが、ゆったりした時間が過ごせます。今までとは異なる場所を旅したいと思う方に訪れていただきたいお店です!
お薦め度★★★★(晴れた日は自然の風を浴びながら、雨の日は空から落ちる水をじっくり眺める事ができます!美味しい空気を吸いながらいただく料理は格別です)
臭豆腐のにおいびっくり度★★★★(今まで結構臭豆腐を食べてきましたが、この店のものは結構インパクト大でした!興味のある方はぜひチャレンジしてみてください)
(担当特派員:TOP23号)
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